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銀行員の転職ポイントまとめました。

お越しいただきありがとうございます。かいほーと申します。

今回は銀行員の方向けに、転職活動に有利なポイントをまとめてみました。転職を視野に入れている方は是非ご覧ください。

  • 銀行から転職したいけど、強みが思いつかない方

  • 銀行員として何を面接で活かせばいいかわからない方

そんな方にご参照いただければと思います。

まず初めに、「銀行員って突出したスキル得られないしよほどの営業成績でも上げない限り、転職活動は厳しいのではないか?」

こう思う方も多いかもしれません。自分も転職活動中はこんな不安を抱えながら過ごしていました。実際に自分は特に使えるスキルもなく、営業成績も大した成績も残せないまま、会社を辞めて無職になってしまいました。でも安心してください。こんな自分でも他業種への転職を果たすことができました。

就職活動(特に面接時)で意識したポイントは、
「採用側が自分をどう見ているか知ること」です

面接に臨むにあたって、まず最初に採用側が自分をどう見ているか、相手の視点に立って考える必要があります。自分の場合、銀行からWEB業界の会社への転職という稀なパターンだったので、かなり考えました。WEB業界での実務も未経験、制作実績も当然ありません。(ポートフォリオも履歴書も、お世辞にも面接感の目に留まるようなものではありませんでした。)他の第二新卒の方々と比べると圧倒的に不利なステータスです。

しかし、だからこそ自分のどこをアピールすれば良いか、考えるきっかけにもなりました

そもそも業界での実務経験がない為、一体どこを見られているのでしょうか・・・それは社会経験の有無です。

「え、何言ってんの?社会経験ならとっくにしてるよ!第二新卒よ?」って思った方も多いでしょう。確かにそうなんですが、厳密に言うと、その人の社会性です。つまり採用側は「この人はウチの会社で一緒に働ける人なの?」と言うところをかなり見ています。(自分の採用担当の方にお伺いしたら面接時に重視した点はそこだったみたいです。)

実務経験はあっても、顧客とのやり取りができなかったり、上司の言うことが聞けなかったり、社内の雰囲気を乱すような人は、皆さんも一緒に働きたくないですよね。第二新卒の方は会社を辞めた分、社会性の部分を面接でよく見られるかと思います。

銀行員はその点に関して、かなり強いです。

以下ご紹介する点は、転職活動において大きな武器になります。

1年目からゴリゴリに磨かれる立ち振る舞い

銀行は基本的に古い体制の企業です。ゴリゴリの日系企業である為、上下関係がしっかりしています。それ故に上司やお客様(特に年配の方)に対しての態度や言葉遣いは1年目からかなり叩き込まれます。その為、服装や礼儀作法、話を聞く態度等の立ち振る舞いについてはしっかり身につけられている事でしょう。採用側には「この人はしっかりしているな」という印象を与えられるはずです。

嫌でも身につくコミュニケーション能力

銀行は書類1つ回覧するにも上司の印鑑が必要な仕事です。印鑑を押してもらうためには案件やお客様の状況について説明をしなければいけません。また、口座開設手続きや金融商品の販売時の手続きでお客様に書類をお渡しする際などに、どこに何を記入して欲しいのか説明したりと、相手にきちんと伝わるようなコミュニケーション能力が必要とされます。
年次が上がり自分にノルマが振られると、お客様に金融商品の販売もしなくてはならない為、世間話やニーズの聞き取り、販売交渉の能力も必要です。それ故に業務に必要なコミュニケーション能力は意図せずとも身についているかと思います。面接時では大きな武器になり得ます。

しんどい業務の後に身についた自己研鑽能力

証券外務員、FP、損害保険販売員、銀行業務検定、etc...
銀行員の方であれば、「これ何のために取るんだよ、、、」と思いながら入行前から、また入行してからも幾度となく資格の勉強をして来たことでしょう(使えるかどうかは別としてですが笑)会社に入ってからこんなにも資格を取らされる取ることができる業種は銀行員ならではだと思います。日々の業務に加え、勉強する習慣がついているので、アピールポイントになります。採用側には「会社に入ってからも勉強する習慣が作れる人なんだな」という印象を与えることができます。履歴書の資格欄も埋めることができるのでそこも利点です。

以上、自分が転職を経験して分かった銀行員の強みについてでした。
転職の場合、採用側は実績以上に「中途採用でも、しっかりしているこの人と一緒なら働きたい」という人材を採用したいので、必然的に社会性を培ってきた銀行員の方はかなり有利に進められるかと思います。大丈夫です。いつもお客様や上司(お局や人間的にヤバい人は除く)と話すように受け答えしていれば採用側の人たちは必ず見抜いてくれます。自然体で臨みましょう。日々のストレスに耐えながら大変な業務をこなしている皆様ならきっとうまくいきます。大丈夫です。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
「もっとここが知りたい!」等ご要望ございましたら。コメントをいただければ幸いです。可能な限り全力でお応えします。

皆様が無事に第一志望の会社に入れることを心よりお祈り申し上げます。


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