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【FIRE】FIRE後の社会保険料の支払いは重いよ

私は、2024年12月6日にFIREFinancial Independence, Retire Early movement)しました。ですので、それまでは会社の給与から天引きされていた社会保険料を、FIRE後は自分で払う必要があります。
私の場合、2025年7月が60歳の誕生日なので、それまでの期間は「年金保険料」を支払い続ける必要があります。
もちろん、日本は「国民皆保険」ですので、FIRE後も、60歳を過ぎた後も健康保険料を払い続ける必要があります。

で、2024年12月6日の退職後、会社から各種書類が届き、それらの書類を持って博多区役所に届け出たのですが、先週あたりから保険料の納付書等が次々とやってきました。
2024年12月の分もまとめて払わなければなりませんので、結構な金額になります。世の中にはFIREを目指している方が多いかと思いますが、FIRE民にとって、FIRE直後にやってくる社会保険料の納付は大きいイベントになりますので、お金と心の準備をしておいた方が良いと思います。参考までに、私の実例を開示しておきます。


①健康保険

退職後の健康保険には、「健康保険任意継続」、「国民健康保険」、「ご家族の健康保険(被扶養者)」の3つの選択があります。

私の場合は、「国民健康保険」を選択しました。退職後2年間は「健康保険任意継続」という手段もあり、任意継続には「家族を扶養に入れられる」や「保険料が安くなる場合がある」等のメリットがありますが、私の場合、扶養家族がいないことなどもあり、「国民健康保険」を選択しました。
「国民健康保険」の保険料(福岡市の場合)は、下図の通りです。

国民健康保険料

2024年12月~2025年3月までの4ヶ月分で137,200円です。1ヶ月当たり34,300円になります。1年間は、この金額を払い続ける必要があります。投資収入等も全く無くて、収入ゼロだったら、この保険料の高さはヤバいですよね。

②年金

令和6(2024)年4月~令和7(2025)年3月分の国民年金保険料は、月額16,980円です。

実際に届いた納付書は、下図の通りです。

国民年金保険料 納付書

国民健康保険料34,300円+国民年金保険料16,980円=51,280円となり、5万円を超えます。
給与収入の無い人間からも5万円を超えるお金を取っていくわけですから、日本の社会保険は殺人的ですね。

③健康診断

会社員の場合は、労働安全衛生法で年1回以上の定期健康診断が会社に義務付けられていますので、費用は会社負担で健康診断を受診することが出来ますが、退職すると自分の健康は自分自身で守らなければなりません。

福岡市から、「国民健康保険」の納付書と同時に、「よかドック」の案内が送られてきました。

よかドッグ

よかドッグのみなら500円ですし、私の場合、大腸がん検査、X線検査、バリウム胃検査等のオプションを付けて2,100円にして予約しました。
福岡市の場合は、このような仕組みがあるんですね。

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