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メルカリがアカウント停止になり、Web3.0の世界について思うこと

ひと昔前までは
古着を好んで着る人はごく一部の限られた層で
高円寺や下北沢まで足を伸ばしてお買い物したり、
週末に開催されるフリーマーケットに足しげく通っていた
自分の10代が懐かしい。

そんな価値観が大きく変化したのが
フリマアプリの登場。

私がまだ20代でサラリーマンをしていた頃に
突如としてサービスを開始して
みるみるうちに利用者が急増した。

メルカリ黎明期は
お札を折り紙にして売っていたり
レシートの束を大量に売っていたり
はたまた、ワシントン条約で禁止されている剥製を売っていたり
それはそれは黎明期アルアルの
規制がない時代ならでは事件が多発していたっけ。

そんな私も例に漏れずメルカリユーザーで
毎週のように出品を続けて、
ようやく300名近いフォロワーさんと
740もの評価を獲得してコツコツが実りはじめていた。

売上はもちろん確定申告して
古物商の免許まで取得した矢先
大事件が起こった。

それは突然のアカウント停止。

結論から言うと、
その日以降、私の名義では二度と
メルカリでのアカウントを持てなくなってしまった。

メルカリは出品した際に
規制に引っかかるような言葉が入っていた場合
【利用制限】がかかることがある。

私の場合は
ブランド品の出品の記載不足だった。

・いつ買ったか
・どこで買ったか

この2点をしっかり明記していないと
偽物だとAIが判断して規制の対象になる。

アカウント停止と表示された後に
メルカリ運営側に「いつ」「どこで」買ったかを事細かに連絡したものの
返答は全て【自動メッセージ】

一連のやり取りを何度か繰り返したものの
返答は常に同じ【自動メッセージ】

やりきれない
やりきれない
やりきれない

直近100取引が全て高評価でも
フォロワーが300名近くいようとも
その部分では判断を一切してくれないどころか
全てAIと自動での対応だった。

もちろん
不備があったのは自分の責任というものの
巨大企業のプラットフォームを利用することの
【リスク】を痛感した出来事だった。

そこでふと頭をよぎったのは
ここのところ良く耳にするワード
『Web3.0』

ブロックチェーンの技術なども取り入れて
分散してプラットフォームを管理する仕組み。

そんな世界になれば
イチ企業に依存することなく
今回のケースも違った結果になっていたのではないか。

そんな風に思った。



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