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クイーン代表曲を聴いた後に聴きたい曲15選【70年代編】(Spotifyプレイリストあり)

世界的に有名なロックバンド Queen 。今回の記事は、彼らの有名曲を知っている人や、ベスト盤である”Gratest Hits (グレイテスト・ヒッツ)” (特にI)を聴いたことがある人向けになります。

このバンドを15年以上聴いてきた僕が、彼らの70年代の曲から代表曲を聴いた後に聴いて欲しい曲を15曲選びました。


この記事で70年代のQueenのサウンドと、代表曲以外にどの曲を聴けばいいのかがわかります。
※まだQueenをあまり聴いたことがないという人は、彼らのベスト盤である”Gratest Hits Ⅰ"からチェックすることをオススメします。



彼らのサウンドはアルバムごとに大きく変化していきました。

大まかに分けると...

・70年代のサウンドは、複雑でハードロックな要素もあり、
・80,90年代は、高品質なポップ路線といった感じです。


とはいっても、どの年代もサウンドはまさしく”Queen” です



◆ 曲紹介にも登場するので、バンドメンバーをさらっと紹介。

・フレディー・マーキュリー(ボーカル、ピアノ)
・ブライアン・メイ(ギター)
・ロジャー・テイラー(ドラム)
・ジョン・ディーコン(ベース)


今回も曲順にこだわったSporifyのプレイリストを記事の最後に貼っておいたので、曲解説と一緒に聴いてみてください。



それでは今回の15選です。



1.Tie Your Mother Down

A Day At The Races 収録。ブライアンメイ作曲の曲らしく、ギターが中心のハードロック調の曲です。ライブでは定番の曲ですが、グレイテストヒッツには収録されていませんでした。

2:59~からはブライアンメイのギターソロです。3:20~からは、スライドバーを素早くはめてスライドのフレーズに切り替わります。



2. In The Lap Of The Gods

Sheer Heart Attack 収録。彼らの活動初期のライブで演奏されていて、86年のウェンブリー・スタジアムのコンサートでも演奏されていました。


フレディー作曲のこの曲は、"ライブ会場のオーディエンスが彼らの演奏と一緒になって歌える曲” というのがコンセプトだったそうです。



3.Lair

Queen 収録。彼らの活動初期はライブでは毎回演奏されていましたが、80年代に入ってから演奏される機会が減りました。

パーカッションから始まるこの曲も初期のQueenサウンドと言える、ヘヴィーで美しいメロディーに複雑な曲展開ですが、曲構成がしっかりとしているため、スムーズに曲が展開していきます。特に中盤から後半にかけてのサウンドはまさしく壮大で、圧倒されること間違いなしです。ぜひ大音量で聴いてください。



4. Death On Two Legs

A Night At The Opera 収録。フェードインから少しずつ聞こえてくる高速なピアノが曲の雰囲気を作り出します。曲の前半はピアノが主体ながらも、ロックな曲調をキープしています。

0:54~2:21~からのギターソロは必聴です。



5. I’m In Love With My Car

A Night At The Opera 収録。ロジャーテイラーが作曲/リードボーカルをとっています。
この曲は70年代のライブでは頻繁に演奏されていました。個人的には彼が書いた曲の中で一番好きな曲です。

彼はとんでもなく歌が上手く、なんと "Bohemian Rhapsody” の "ガリレーオー” の部分の一番高いパートを歌っているのもロジャーなのです。
0:37~からのギターフレーズのような、ブライアンメイによるギターも堪らないです。



6. ‘39

A Night At The Opera 収録。ブライアンメイが作曲/リードボーカルをとっ ています。この曲も70年代のライブではよく演奏されていました。アコースティックギターのサウンドと、幻想的な歌のメロディーが美しいです。ライブでは、ロジャーテイラーがバスドラムを立って踏みながらタンバリンと演奏しています。
1:37~からのコーラスの一番高い声もロジャーテイラーによるものです。



7. Love Of My Life

Night At The Opera 収録。この曲はライブで必ずと言っていいほど演奏されていて、ファンからの人気が高いです。

レコーディングバージョンではピアノが主体のサウンドですが、ライブではフレディーのボーカルと、ブライアンのアコースティックギター1本で演奏されていました。



8. Brighton Rock

Sheer Heart Attack 収録。初期の Queen ならではのブライアンによるヘビーで荒々しいギターリフとフレディーらしいメロディアスなメロディーがとんでもなくかっこいいです。

1:46~からはブライアンのギターがフューチャーされたパートで、ライブではこのパートからブライアンのテープエコーを使った、ギターソロタイムが始まります。
4:51~からのエンディングからリズムが3連に切り替わり、ハードロックらしいタイトなヒットで見事に曲を締めます。



9. Dreamer’s Ball

Jazz 収録。このアルバムがリリースされる1年前に他界したエルヴィス・プレスリーに捧げる曲として、ブライアンによって書かれた曲。独特でおしゃれな歌のメロディーやアレンジがクイーンらしいです。



10. The Millionaire Waltz

A Day At The Races 収録。ワルツ調の3拍子のピアノから始まり、0:08~からのジョン・ディーコンによるリードベースとピアノの絡みはこの曲の注目ポイントです。ベースの音をちゃんと聴いてもらいたいので、イヤフォンやヘッドフォン、もしくはベースがしっかりと聞こえるスピーカーで聴いてみてください。

その後は激しい曲展開が続きます。1:47~からは幻想的なギターソロとともに、Queen の代名詞である何重にもレコーディングされたコーラスが加わり、壮大なサウンドが繰り広げられ 2:20~からリズムがストレートの8ビートになり、曲調が一気にハードロックになります。その後 2:47~からリズムがまたワルツに戻りブライアンのギターソロが始まります。彼のギタートーンは独特で中域がメインの音色です。

ちなみに、彼が使用しているギター、通称 "レッド・スペシャル"は彼の父親との自作ギターで、Queenのレコーディング、ライブともに彼のメインギターとして活躍しました。



11. Spread Your Wings

News Of The World 収録。作曲はジョンディーコン。キャッチーで聴きやすい曲調ながら、少し変わったピアノのイントロ、神秘的なメロディーがかっこいいです。

1:51~3:38~からはブライアンの、メロディアスなギターソロが聴けます。この曲の70年代のライブバージョンも荒々しくてかっこいいです。



12. Keep Yourself Alive

Queen 収録。ファーストアルバムの一曲目を飾るこの曲は、初期のQueenにおいて重要な曲だったようで、70年代のライブでは頻繁に演奏されていました。

フェイザーがかかったメタリックなサウンドのギターや、2:14~からのロジャーテイラーのドラムソロもグルーヴィーでかっこいいです。



13. My Melancholy Blues

News Of The World 収録。イントロのフレディーによるピアノのフレーズから神秘的な雰囲気を放っています。ジャズ調のリズム上にフレディーのおしゃれなメロディーと2:11~からの優雅なピアノソロが彼のピアノの技術の高さを見せています。



14. Sweet Lady

A Night At The Opera 収録。ギターリフが中心のハーロドック調の曲ですが、ただのハードロックで終わらせないのがQueen。ロジャーテイラーがライブのセットリストの中で一番難しい曲だと言っていたこともあるようです。
メインのリズムは3拍子で、0:59~からのように、シンコペーションが多用されたグルーヴィーなフレーズ等、彼らはリズムに相当なこだわりがあったことを表しています。



15. Teo Torriatte (手をとりあって)

A Day At The Races 収録。タイトルを見てわかるように、この曲は彼らが日本のファンへ捧げるために書かれた曲です。1:56~からの歌詞はなんと日本語です! 来日公演でも演奏されたこの曲は日本人のQueenファンに人気の曲です。




・今回の15選のSpotifyプレイリストはこちら↓



今回のQueenの15選【70年代編】はいかがでしたか?

グレイテスト・ヒッツに収録されている曲とはまた違った雰囲気を感じられたと思います。

彼らの有名曲も大好きですが、70年代のQueenはとてもユニークでヘヴィーかつ神秘的なサウンドが特長で、個人的に一番好きな時期です。


個人的に、彼らのセカンドアルバムである
”QueenⅡ”はアルバムを通して聴いた方がいいと思ったので、今回の15選には選びませんでした。しかしQueenⅡは彼らの重要なアルバムの一つなので、機会があれば今回の15選の後に是非聴いてみてください。







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