Will・Can・Mustの中で、Willは自然に出てきづらいもの(考えるクセ付けが必要!)
先日のけんすうさんのVoicyで、
リクルートってなんで「おまえはどうしたいの?」と聞くのか?
という放送があり、なかなか「なるほど〜」と思えるような内容だったので、ちょっと私なりの所感を書いてみたいと思います!
●リクルートってなんで「おまえはどうしたいの?」と聞くのか?
けんすうさんの話では、リクルートでは1日に100回くらい「お前はどうしたいんだ?」と聞かれる文化があるとのこと。
でも、仕事に無条件に前向きな人って実はそんなに多くなくて、多くの人は、実は嫌々仕事をしていたりするもので、そんな人にとって「お前はどうしたいんだ?」なんて聞かれても、「ないよ」と思う人の方が多数だったりします。
●Will・Can・Mustの中で、Willは自然に出てきづらいもの
私も仕事をしていて、部下や後輩との打ち合わせなどで、あなたのWill・Can・Mustって何?という話をよくしたりするのですが、「Will(やりたいこと)」「Can(できること)」「Must(やるべきこと)」の3つの中で、一番意見が出てこないのが「Will」だったりします。それなりに仕事ができる人であっても、Willは結構出てこない人が多かったり・・・。どうやったらその人のWillが出てくるのかな?なんて思って、打ち合わせ中に、5~10分くらい考えてもらう時間を作ったりすることもあります。
●一日に何度も「お前はなにがしたいんだ?」と問いかけに答える「心の筋トレ」
けんすうさんが言われていることで、非常に印象に残ったのが
「お前はどうしたいんだ?」を何度も聞かれるのは「筋トレみたいなもの」
ということ。
お前はどうしたいんだ?と聞かれたら、何かしら答えないといけない。これは、強制的に何か答えを考えていくという訓練だということ。
そして、すべての物事に対して意思を表明しないといけない、ということを強制的に繰り返していくことで、自分の意思を無理やり引き出せるようになったり、意思がなくても自分はこうしたいんです、という能力がふくれあがってくるのです。そして、自分はこれがしたい、という意思表明から相手を説得できるようになるのです!
いくら合理的でも「自分はあまりやりたくない」といえばどんな案も通らないし、合理性がなくても「自分は絶対やりたい!」といえば案は通ってしまうことも多かったりするもの。
結局、人って意思がある人のほうが勝つという要素が強いのです。
であれば、自分の意志でやっていると(無理矢理でも)自分で思えるようにすることが重要なのです!
そして、嫌々やらされていると考えるのではなく、自分はこれがやりたい!と自己洗脳してやる方がパフォーマンスもあがったりするのです。
やはり、Will・Can・Mustの中でも、Willは自然にはなかなか出てくるものではなくて、自発的に「自分のWillってなんだろう?」と考えるクセを付ける必要があるなと、けんすうさんの今回の放送と、私の仕事での仲間のWillに対する傾向を見て、確信した次第です。
●Willをひねり出す・絞り出す習慣をつければ人生前向きになる!
ということで、Willはなかなか自然には出てくるものではないと考えて、意図的にWill考えるようにすることで、確実にいい効果が出ると思います!仕事もプライベートも、なにかぼんやり目的もなく過ごすよりも、あれをやりたい、これをやりたい、という目指すものがあった方が、その人の過ごし方自体に大きな差が出るように思います。
そして、自分自身のWillは決して「壮大なこと」である必要はなく、「小さなこと」であっても全然大丈夫です。朝に淹れたてのコーヒーを飲みたい、とか、自分のお気に入りのペンを買って仕事で使う文具もこだわりたい、などなど、些細なことでもまずはWillを常に考えるようクセ付けをすることが重要です。
常日頃から「自分は今何がやりたいのか・どうしたいのか」考えるクセ付けをしていくことで、自分の今の気持ちや考えを客観的に考えたり棚卸しする訓練になります。そして、そうやって考え続けることで、自分にとって今何が必要なのか?どうしていくことが自分にとって一番いいのか?といった自分自身の成長やステップアップにつながっていきます!
私も今以上にWillについて向き合って考えていきたいと思います。みなさんもぜひぜひWillを考えるクセ付けやってみてはいかがでしょう?
ではでは。
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