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年末は福祉用具の仕事もバタバタ(しかしバタバタは雰囲気だけなのかも)

今年もあっという間に年末・・・。
福祉用具の仕事も本当に忙しくなってきました。
年末年始に向けて、実際に福祉用具の仕事で何が忙しいか、整理整頓してみました。



●年末年始の忙しさ①12月のレンタル利用者の実績配布

ケアマネジャーさんにとって、月初の国保連請求業務は超忙しい。特に年始は正月休みもあって、短い時間で国保連請求業務を終わらせる必要があり、バタバタです。私達が携わっている福祉用具サービスの仕事で言えば、レンタル利用者さんの12月のレンタル請求の実績をケアマネジャーに早めにお伝えしなければなりません。あまり早いタイミングで実績を渡してしまうと、月末ギリギリで実績点数が変わる可能性もあるので、逆に二度手間になってしまったりするため、月末の短い期間で一気に実績をケアマネにお伝えする必要があります。年末年始休業もあって限られた月末営業日のタイミングで、全ケアマネに実績を配布するのは非常に大変だったりします。


●年末年始の忙しさ②年内に終わらせたい業務、特に住宅改修

ご利用者さんもなるべくすっきりして年明けを迎えたい、と考えている人が多いです。そんな中で、非常に業務を年内で終わらせるためにバタバタするのが住宅改修。まだ福祉用具の導入は納品すればOKではあるのですが、住宅改修は現地調査から見積もり作成、見積もり提示と契約、役所への申請、許可がでたら部材発注、施工、施工後の役所申請・・・という感じで非常にたくさんの順序でやるべきことがつらつら・・・。
特に年末は、年内で住宅改修を終わらせてほしい、という要望も多く、業務が殺到して大変なことになりやすいです。


●年末年始の忙しさ③事務業務も忙しい

福祉用具は納品したら終わり、ではありません。
サービス計画書作成、レンタル点数報告、販売であれば役所への申請書類、住宅改修は先に行ったように事前申請・事後申請書類の提出・・・と、なかなかやることがたくさん。私達福祉用具専門相談員も年内に終わらせられるものは年内で終わらせてすっきりした状態で年を明けたい!と思いつつ、時間の限られた中で、非常にバタバタします。
また、請求業務でも、月末月初で請求額も微妙に変わったりします。
このご利用者実は◯日から入院してました、とか、退院が早まって今月後半から請求上げてください、とか、駆け込みで請求額が変わったりするのです。
ケアマネから上げる請求内容と、福祉用具事業所から上げる請求を、毎月国保連(国民保険連合会)が突合させて、正しいものについては請求額が各事業所に払われる形になるのですが、内容が合致しない場合、国保連から間違ってますよーと通知が来て、請求額がその月には支払われず、月遅れになってしまいます。そうならないように、月末には請求情報の修正などの連絡が飛び交います。
国保連だけでなく、ご利用者への請求の通知も正しく送らないといけなくなり、請求情報に変更がでてくると、ひとつひとつの修正にも時間が取られ、非常にバタバタします。


●とはいえ・・・年末年始のバタバタした雰囲気に呑まれているだけなのかも

とはいえ、冷静になって振り返ってみると、最終的に言えるのは、年末年始という毎年のバタバタした雰囲気に呑まれているだけなのかも、なんて思ったりしてしまいました。
仕事納めまでになんとかやりきらないと、という焦りとかが一つ一つの行動にも現れて、それが周りにも伝播してしまい、バタバタ感が加速していく、そんな気がしています。というか、これが一番のバタバタする原因かも。
時間はみんなに平等に流れているし、あまり、慌ててやっていても実は意味がないのかもしれませんね。
どうせ忙しいんだったら、そこでバタバタと焦って仕事するより、堂々と落ち着いて仕事していくくらいのゆとりが必要かもしれません。
お笑いのオードリーの春日さんが漫才で登場するときのように、あえてゆっくり対応してみるくらいでちょうどいいのかもですね笑





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