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介護保険の各種申請もデータでやりとりできるようにしてほしい(マイナンバーに続け!)



●福祉用具の仕事で非常に面倒な「特定福祉用具販売」「住宅改修」の紙での申請

日頃、私が勤めている「福祉用具」の仕事では、主に介護保険サービスの「福祉用具貸与」「特定福祉用具販売」「住宅改修」の3つについて携わっています。

・福祉用具貸与
ベッドや車いす・歩行器などを介護保険制度を使ってレンタル
・特定福祉用具販売
お風呂の椅子やポータブルトイレなどを介護保険制度を使って販売
・住宅改修
壁に手すりを取り付けたり、敷居などの段差を解消したりする工事を介護保険制度を使って施工

これらの業務をするうえで、特に「特定福祉用具販売」や「住宅改修」については、導入にあたって役所への申請が必要になってくるのですが、正直言ってこの申請が非常に面倒くさい・・・。
特定福祉用具販売では、①販売許可申請書、②販売商品のパンフレットのコピー、③販売した商品の領収証、の3点が必要。
住宅改修では、工事前には①住宅改修事前申請書、②工事内容内訳書(見積書)、③工事図面、④施工予定箇所の写真、⑤理由書、⑥(賃貸の場合)家主の工事承諾書が必要、工事後には⑥住宅改修事後申請書、②工事完了写真、③工事代の領収証・・・といった感じで、非常にたくさんの書類を準備する必要があります(自治体によって多少の違いあり)。

これだけの書類を準備するだけでも非常に面倒な上に、さらに面倒なのが、これらの書類がすべて紙での提出が必要であること。介護保険制度がスタートした2000年の当時であれば、紙での提出は当たり前でしたが、それから約四半世紀も経った現在の感覚で考えてみれば、もうそろそろ何でも紙でやり取りするのはもうやめませんか?なんて思ってしまったりします。


●半ば強引でもデータでの申請をスタートさせてほしい

ということで、未だに介護保険の各種申請は紙でのやりとり。旧態依然とした流れのまま延々とこの流れが続いてしまっている状況です。
マイナンバーもようやく進み出してきて、人手不足の中、ようやく作業効率化が図られてくるであろうこの流れに乗って、介護保険の各種申請もデータでやり取り出来るようにならないもんですかね?
いきなり全面移行しろとは思いません。せめてデータでの申請もOKになりました!という第一歩踏み出してもらえるだけでもいいのです。そうなれば、私自身、率先してデータ申請をして、「ほら、こんなに楽に申請できるんだよ!」と周りにも示して、効率化の拍車を掛けて行くのに!と、今の状況をじれったく感じて過ごしている次第です・・・。




ではでは。

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