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いつまでも「お客様は神様」だと思いこんでいる人たち

先日ののもきょうさんがVoicyで話されていた「このままでは誰もバッターボックスに立たなくなる問題について」というテーマ、私も大いに気になる内容でしたので、私なりにこのテーマについて話してみたいと思います。


●このままでは誰もバッターボックスに立たなくなる問題(私も実感あり)

この放送では、学校の先生とか公務員が、一般の人たちからクレームを言われ続け、このままでは公務員のなり手が減ってしまう、誰もバッターボックスに立とうとする人がいなくなってしまう、という問題について話されていました。

私も仕事をしていて、この状況時々見かけるよな・・・と思って聞いていました。

実際私が見た光景で・・・、私は仕事で時々、介護保険の役所窓口に申請書類を持っていったりすることがあるのですが、そこで、大声を張り上げて受付の方に罵声を浴びせているお年寄りとか、いわれのない非難を延々言い続けている人とか・・・。窓口の人も、いろいろ本当は言いたいことがありそうだけどぐっとこらえて話を聞き続けている状況をよく見かけます。


●いつまでも「お客様は神様」だと思い込んでいる人たち

そのような状況を見てよく思うのが、

「お客様は神様」といういつの時代かしら、と思われるような感覚をいつまでも持ってしまっているのでは?それって恥ずかしいことなんだよ!

という事。

昔は働き手もたくさんいて、人の替えも利いた時代だったこともあり、大声張り上げれば、自分に都合のいい人に担当してもらったりスイッチできたりしてたかも知れませんが、人手不足が加速中の現状で、未だにそんな横柄な態度で窓口に乗り込んでいる人達を見ていると、もう応対してくれる人はいなくなるよ、そしてそうなって困るのは自分たちだよ、なんて思ってしまいます。


●お客さんとお店は対等の関係!!

そんな状況が未だに起こってしまうのは、お客様は偉い、という勘違いから来ていると思います。
お客様に奉仕するのが当たり前、それで少しでも気に食わなかったら、延々文句を言い続ける、そしてその文句はあなたのためを思って言っているんだ、なんて極めて押し付けがましい偉そうな態度。
そんな面倒くさい人に対して、その人に応対したくないな、と思うのは至極当たり前だと思います。
そんな風土でひたすらパンチに打たれ続けるという状況の仕事をだれが好んでやり続けたいと思えるのでしょう。

そうではなくて、お客様とお店は対等である、という考えかたがもっと浸透していってほしいと思います。
お客様はお店に必要なサービスを妥当な対価を払って、お店は対価に見合うサービスをお客様に提供していく。そのあたりまえなことを行い、気に入らなければ、その関係を切っていけば済む話ですし、サービスへの要望があったら、わざわざ大声を張り上げなくても、こうしてほしかった、という意見を感情的にならずに相手に伝えれば済む話であるはず。

あくまで対等な関係であるべきところを、大声を出すとか相手を威圧するといった、相手を下に見るような態度は、結果的に周りから総スカンを食らって自分自身に返ってくると思います。

どんなときでも相手の立場をきちんとリスペクトし、その土台の上で良い悪いを冷静にやり取りできるような風土が浸透していってもらいたい、そう思わずにいられない、のもきょうさんの放送でした。





ではでは。

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