夏の自由研究 in SPACE「まちづくり」
8月20日から、KAIGO LEADERSのオンラインコミュニティSPACEのメンバーと共に始める「夏の自由研究 in SPACE」
多世代交流コーディネーターとして、地域の繋がりづくりに取り組むさじま~るに、「まちづくり」をテーマにした理由を伺ってみます。
どうして「まちづくり」を研究テーマに選んだのですか?
まちの人々が介護的視点や役割を持てるような「つながり」を生み出す研究がしたいと思ったからです。暮らしの中にはさまざまなつながりがあり、その相手の方が思わぬ理解者や協力者になった、というケースがあると思います。
元気なうちから周りの方との関わりがあれば、介護保険サービスに依存することなく”老い”と向き合い、理解者や協力者とともに住み慣れた街で長く暮らし続けられ、適切なタイミングで必要な介護保険サービスを選択できるのではないでしょうか。
たとえば、美容室には定期的に髪を切りに行くので、その方の変化に気づきやすいというメリットがあるのではないでしょうか。誰かの役に立ちたいと思っている住民や地元企業の方は、どこに困りごとがあるかわかれば活躍できるのではないでしょうか。
たとえば、営業車で地域を回る会社員の方は、買い物難民の手助けができる可能性はないでしょうか。自宅で過ごす方だけではありません。施設に入所された方でも、地域住民として接点を持つことで暮らしが豊かになることだってあるはずです。
たとえば、富山の施設では、近所の神社の宮司さんに正月に来てもらい、
特養内に祭壇を組んでもらい初詣をさせていただいています。このように、地域の中でちょっとしたサポートができる人、場所を増やしていくことで
気にかけてくれる人が増え、思わぬ助けになるでしょう。なので、今回のテーマはつながりによっていつまでも住み慣れたまちで豊かに暮らし続けられる「まちづくり」のヒントは?ということになります。
どんな方々と一緒に自由研究に取り組みたいですか?
・介護とくらしの接点を見つけたいと考えている人
・介護系ビジネスに興味のある人
・リンクワーカーに興味のある人
多世代交流コーディネーターとして、多世代交流の拠点(高齢者介護施設と保育園や放課後デイサービスの融合)の立ち上げを行ってきたさじま~る。立ち上げから地域の、まちの人たちに知ってもらってそこで一緒に生活するようになるまでの運営をされてきました。まちづくりとは、そもそもなんなのか…なにが大事なのか、そのあたりを共に考えられる研究テーマになりそうです。
さじまーる
Twitter:https://twitter.com/tasedai_co
参加方法
8月10日までにオンラインコミュニティSPACEへの申込みが必要です。