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ケアマネ営業の必須ツール!選ばれる資料(POP)作成
介護事業所の稼働率を上げるには、ケアマネ営業は欠かせません。
ケアマネにお渡しする、事業所の資料やパンフレットは営業時の必須ツールとなっています。
しかし、重要なツールをなえがしろにしている人も多いはずです。
例えば
「会社から用意されたパンフレットだけ持って行っている」
「同じパンフレットを同じケアマネに何度も渡している」
場合などです。
稼働率を上げるためには、目を通してもらえるような資料が必要です。
つまり、事業所が選ばれるような資料(POP)を作成しなければいけません。
結論!選ばれる資料(POP)の作り方
手書きのPOPにする
目を通してもらい捨てられないように工夫をすることが重要です。
その一つに、手書きで作成すると、目を通してもらいやすくなります。
手書きだと、捨てにくいからです。捨てられたとしても、
「せっかく書いてくれたから一応読んでおこう」
となります。印字するよりも読んでもらえる確率が上がります。
毎月違うPOPで飽きさせない工夫をする
毎回同じパンフレットを持っていくと、「また同じもの」と認識されて捨てられてしまいます。
手書きPOPに、その月のイベントなどの写真を載せて、事業所(施設)の最新の空き状況を書いて持っていきましょう。
名刺にも一工夫をする
名刺も立派な広告のツールの一つです。
文字だけのシンプルなものではなく、
自分のイラストや、少し変わった名刺にすることで印象に残りやすくなります。
名刺に手書きでメッセージを書いても良いかもしれません。
施設の空き状況はデタラメでも良い!
空き状況はデタラメでも大丈夫です。
施設が空きすぎていることでマイナスイメージになる場合があります。
いつもガラガラのレストランより、少し混雑しているぐらいのほうが行きたくなる心理と同じです。
実際には空きがあっても、思い切ってバツにするなどして、色んな記号が並んでいたほうが見てもらいやすくなります。
電話などで問い合わせがあった場合に、本当のことを伝えればオッケーです。
目を通してもらいやすい一手間を加える
資料は手間をかければかけるほど目を通してもらいやすくなります。
例えば、
リハビリをしている事業所だと、
リハビリ機器の紹介やリハビリの様子を写真付きで作成する。
実施しているサービスを、実際に利用者がやっている写真を載せるのも良いです。
こんな職員がいます!みたいな、名物職員の紹介をするのも見てもらえる確率が上がります。
継続する
効果が出る資料作りは、継続することで徐々に目を通してもらえるようになります。
すぐに効果を期待するのではなく、継続して作成し続けることが大切です。
効果が薄いPOPとは?
❌ 事業所の外に置く
店頭にパンフレットを置くと、
「通行人が手にとって見てもらえるようになるから」と考えられますが、
実は、あまり効果がありません。
実際に、3年間店頭にパンフレットを置いていましたが、問い合わせがあったのは2件だけでした。
しかも、通行量の多い大通り沿いに面した事業所で2件のみです‥。
問い合わせがあったのは通行人なので、介護保険の申請の方法から説明をしただけでした。
問い合わせた人がいずれ通所することになったら‥。と、
そんないつか分からない未来のために時間を割くのは現実的ではありません。
介護事業所ではなく、レストランなどの場合はすぐに効果が見込めるのですが、
介護事業所の場合は、ケアマネを通して紹介してもらうので、効果は薄いです。
❌ 白黒のパンフレット
白黒パンフレットは目を通してもらえません。カラーで印刷しましょう。
❌ 文字が多いパンフレット
文字が多いと読んでもらえません。写真をメインにして文字で補足しておく程度のほうが目を通してもらえやすくなります。
手に取った時のインパクトが大きいほうが良いです。