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私が、都知事になったら

「は?何が間違ってないって?兵士が、どれだけ余計に死んだと思ってんだ?」

 「ジャン。結果を知った後で、選択をするのは、誰でもできる。後でこうすべきだったって言うことは簡単だ。」


 「でも‥選択する前に結果を知ることはできないだろ?あの巨人の正体は誰か?何人いるのか?何ができるのか?何を知ってるのか?何を知られているのか?」

 「わからないよ!いつだって、わからないことだらけだ!でも時間って流れるし、止まったりしてくれない!結果がわからないのに、選択の時間は必ず来る。」


 「大して長くも生きてないけど、確信してることがあるんだ‥。何かを変えることのできる人間がいるとすれば、大事なものを捨てることができる人だ。」

 「化け物をも凌ぐ必要に迫られたのなら、人間性をも捨て去ることができる人のことだ。何も捨てることができない人には、何も変えることはできないだろう。」

 『進撃の巨人』ジャンとアルミンの会話、そして、アルミンの言葉です。




 都知事選が、7月7日に投票日を迎えます。


 小池さんの、質問に答えない姿勢や「申し上げた通り」「致しております」さらに「ありがとうございます」という一見礼節のある言葉を使用しながら何も言わせないようにする姿。

 石丸さんの、答弁には誠実性と頭の良さが伺えるものの、実際の政策が抽象的である事や経済の専門家と言っているにも関わらず政策に数字が出てこない姿。

 蓮舫さんの、そもそも日本国籍なのか台湾国籍なのか、台湾人と日本人のハーフという事を活かすのであれば都知事選に出る必要があるのか、よくわからない姿。



 私は、教師・指導者・評論家等という存在が嫌いです。

 その理由は、何かを挑戦した人に向けて、その挑戦に対して、指摘をする事は、比較的容易であり、誰でも出来るからです。


 大学生の時にも、よく私を気にかけてくれた教授と「1度もオムツ交換もした事がない人達が、福祉を教えるのは違うと思う。」等という議論を重ねた記憶があります。

 その為、ただ都知事選に立候補した人を批判するのは違うと感じ、私が都知事になったらという視点で、都知事選について語りたいと思います。



  ①都庁を新宿から多摩地域に移す

  ②シルバーパスを廃止し、ゴールドパスを作る

  ③都心に世界一のサッカーチームを作る


 私が、都知事になったら、上記の3つの改革を勧めます。



 ①現在の都庁は、西新宿のオフィス街にあります。

 4万人が働く巨大な都庁を、私達都民の税金で、東京の一等地に置いておく必要はありません。

 石丸さんが「多摩格差の是正」を公約に掲げていますが、その具体的な策は出ていません。


 私は、都庁を多摩地域に移転させます。

 そして、現在の都庁を企業等に貸し出し、そこで得た賃料を都民に還元します。

 都庁は、第一庁舎が45階、第二庁舎が33階である為、1フロア10,000,00円で賃貸に出すと仮定をしても、1月79,000,000円の賃料を稼ぐ事が出来ます。


 そして、現在都庁で働く4万人の人が、多摩地域で働く事になれば、確実に多摩地域の経済は活性化されます。

 4万人の人が1日1,000円のランチを食べるだけで、多摩地域には1日40,000,000円のお金が落ちる事になります。

 また、私は、そもそも公務員という存在そのものが疑問であり、都庁も区役所も無駄に働く人が多いと感じている為、私達都民の税金で給料を得ている都庁で働く人の人数を半減させ、各組織も半分程度に削減する事も良いかもしれません。

 



 ②現在、70歳以上の都内で住む人は「シルバーパス」が貰え、都バス等のバスを無料で乗り放題となっています。

 収めた年金の7倍以上の年金を受給する事が出来、実績を上げる事なくただ会社に所属していただけで給料が上がり続けた「経済的ゆとり世代」である高齢者にばかり、サービスを提供する政治を廃止します。

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