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才能は開花させるもの。センスは磨くもの11

 …ー及川は、センスもある。努力も惜しまない。ただ2つ年下の影山という「才能の塊」と比べたとき、及川は優等であるが、天才ではない…

 …それでも断言できる。今の段階で、セッターとして優れているのは、及川だ…



 『ハイキュー』及川徹に対する青葉城西監督の脳内言葉です。


  ①凡人:感情・空気を基盤に、相手の反応を見ながら動く人

  ②秀才:論理的に物事を考え、システム・数字等を背景に動く人

  ③天才:独創的な考えで、天才以外が思いつかない発想を背景に動く人



 ③天才は、殺されます。

 ③天才を殺すには、銃もナイフもいりません。

 圧倒的多数の①凡人により、③天才は殺されるのです。


 特に「同調圧力」が強い日本、さらには「同調圧力」の最高峰である学校・会社において、上記の傾向は顕著となります。


  ♦人が最も恐れるものは何でしょうか?


 解は「理解出来ないもの」です。

 コロナウイルスの時に誰もが体験したと思いますが、人は「理解出来ないもの」に対し、最も恐怖を覚えます。


 ①凡人は、③天才を理解出来ません。

 人は、「理解出来ないもの」を理解しようとせず、排除しようと動きます。

 「理解出来ないもの」を理解しようとするには、相応の努力が必要となるからです。

 その努力が出来るのであれば、その人は、①凡人ではありません。



  ♦あなたの主語は、何でしょうか?


  ①凡人:私・あの人

  ②秀才:会社の利益・規則

  ③天才:世界・真理


 ①凡人の主語は、人です。

 ②秀才の主語は、組織です。

 ③天才の主語は、超越した何かです。


 ③天才は、殆ど存在しない為、会社等でよく起こる①凡人②秀才を説得出来ない理由を、見てみましょう。

 その理由とは「主語の違い」です。

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