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介護現場の難しさ no.1 人間関係
小山さんへ
おススメの映画ありがとうございます!
とっても気になっています!!
観たらまた感想を書きますね🎬
今日は介護現場の人間関係について共有したいことがあるので書きます✏️
よくお互いの介護への思いをメッセージし合う仲間がいます。
目の前のご利用者さんを大切にしたい気持ちが、声かけや関わり方からよくみえる方です。
職員のチームワークについて話をしていた際、異業種の前職で学んだ「一緒に働く従業員を心から気にかけ大切に出来ない人は、お客様を大切にはできない。」という話を共有してくれました。
ご利用者さんを大切に思いながら、一緒に働く職員のことも大切に思っていきたいというお話でした。
○◎○
わたしも介護現場にいて、ずっと感じる介護者側のサポート不足。
職員の入れ替わりが激しく、離職率も高い現場では働く基盤がなかなか整わずに職員が忙しくなる悪循環が生まれています。
人員不足だからと新しい人がどんどん入るけれど、大切なのはもっと長く働ける土台作りでは?
どんなに人を入れても辞めてしまう環境を変えない限りは、ずっと同じ状態が続くだけ。
抜本的に何が問題なのかを職員の声から拾い上げ、改善していかなければならないのではと思っています。
介護者の気持ちの充足が、良いケアへのモチベーションに繋がり、ご利用者を大切にすることにも繋がりますよね。
忙しさの皺寄せが一緒に働く仲間へのイライラへ変わる場面もいくつも見てきました。「なんで(業務が)終わってないの!?」「仕事が遅くて大変」「ご利用者と話してばっかり」などなど…
また、認知症でスムーズなコミュニケーションに繋がらないと、職員がイライラしてしまうような場面も見受けられます。そのご利用者への職員の対応に、別の職員がモヤモヤの連鎖…
逆もあり、丁寧な対応に努めてると他職員からイライラの連鎖…
いつしか効率化を追い求める心がケアの質を脅かし、口腔ケアもブラッシングせずにうがいだけ行い終了としてしまう人や、排泄も下拭きを使わずにパットだけ交換する人も…
決まりではない暗黙の業務時間に互いを縛りながら苦しくなっていく。そして、ご利用者が置いてけぼり。。。
口腔ケアをなぜやらないといけないのか?
排泄介助をきちんと行わなければどんなことに繋がるか?などなど
ケアには大切な根拠がありますよね。
離職する理由は、介護が嫌になって辞めていく人より、多様な介護観の狭間で気持ちが疲弊し辞めていく人が多いなと、今まで働いてきた現場を考えながら思います。
もっとご利用者さんのために…と思いながらも実践できないもどかしい気持ちで辞めていく人たちです。
そう思うと、単に人を増やしていくというよりも、ケアの基礎に立ち戻り、ご利用者を中心に置いたケアの在り方を考えられるフロアにすることが、職員が辞めずに長くやりがいを持って続けられる現場になるのではと。。。
とても難しいものです。。。
ただ、理解し合おうと歩み寄る気持ちを職員間でも忘れずにわたしも頑張りたいと思います。