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コロナ禍で学んだ介護現場のチーム力とは 〜チームを強くする共通認識について〜

お久しぶりです!ikedaです!

先日より私の所属フロアにてコロナ陽性者が出てしまい、バタバタしていました。

陰性者も全員、居室隔離となり、お食事もお部屋で召し上がってもらっています。

職員の出勤は特別通路、閉鎖的空間の中で昼休憩も削ったり、取れなかったりしながら、フロア職員で懸命に回しています。

現在は陽性者のご利用者も解熱し、フロアのコロナ対応もあと数日…というところまで来ました。

陽性者発生の初日
職員からも陽性が出た中での異例自体は、日頃のチーム力が良くも悪くも浮き彫りになりました。

この状況下、早急に判断し対応が迫られる中でも、職員はバラバラ…
大変な状況に置かれた自らの働き方に対し、個人の意見を主張するばかり。

今、限られた職員の数で何を優先すべきなのか。
「感染を広めない」という共通認識なくして、何を私たちは話し合っているのか。


今、団結しなくていつまとまるのか!そんなことを叫びたくなる状況でありました。

そう思いながら、日頃のフロアについても考えていました。
個々の多様な介護観はあるけれど、フロアのチームとして介護を提供する目標、内容の共通認識が整わなければ、私たちはチームとして力を発揮できないなと感じました。

多様な介護観の落とし所というのでしょうか。
個々の介護観を共有することが、ケアの質を高める事に繋がらなければ、ただの介護観のつぶかりあいになってしまいます。
ご利用者を主軸とし、根拠に基づいて介護を実践する。
その根拠が職員主体にすり替わらず、みんなが共通認識として持てるもの…


そういうものをしっかりチームとして意識して、取り交わしていければ、より良い介護現場になるのではないかと考えたりもしました。

そして、このコロナ対応で学んだのは俯瞰して物事を捉えることです。どうしても大変な状況下、矢印が他者に向きイライラする場面が多く見受けられました。
しかし、チームをより高みに持っていくには、自分自身の受け止め方を柔軟にしていく事が、シンプルで実践しやすいと感じます。

周りに求めるのではなく、「自らが変わることに柔軟に対応する力を持つこと」の大切さを感じました。

その力は物事を俯瞰して考えられることが出来てこそだと思いました。

まずは自分がしっかり目の前のことに向き合い、自分自身を成長していけるように頑張りたいと改めて感じました。

後少し、コロナ対応を頑張りたいと思います。

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