介護現場から〜【伝えた事実】と【伝わっていない事実】〜
お久しぶりです ikedaです
あっというまに12月!!!
もう今年もあと数日ですね
介護現場ではご利用者へのケアを行うためにはもちろん、日々のコミュニケーションの積み重ねで互いの関係性を構築していきます。
「ケアをする」と一言でまとめても、「この職員だったらお願いしたい」と言うご利用者の気持ちや、職員もいつもと違うご利用者の変化に気づけるというのは、日常のコミュニケーションがあってのものだと感じています。
そんな中でよくあるのが
今回のタイトルにある、
〜【伝えた事実】と【伝わっていない事実】〜
職員からすると「今日の午前中にお風呂です!」等伝えた事実はあるが、
ご利用者からすると「午前中って何時なんだろう・・唐突にそんなことを言われても」とちゃんと伝えられていない認識で不快な思いをする。
こんな場面、介護現場ではよく見受けられるように感じます。皆さんの現場はどうでしょうか。。
ケアがうまくいかないと感じる時、それは手法や技術もあるかとおもいますが、互いの想いにすれ違いが起きている時も多々あるように感じます。
「もう!OOさん、ちゃんと伝えたのに全然わかってないのよ!」という職員間の声
伝えた=承諾を得た、理解を得られた というのはまた別の話でもあります。
「ちゃんと言いましたよ!」と少々傲慢さが含まれている時も多々あり。
ご利用者からしてみると、"ご利用者の知りたい情報"や、"ご利用者にとって重要な部分"が欠けていると、〈 ちゃんと向き合ってもらった〉、〈 ケアをしてもらった 〉という充足感に欠けるのだと思いました。
振り返ってみると、ついつい会話も
「おはようございます!体調いかがですか?今日お風呂ですが、午前中入れそうですか?」なんてこちらが知りたい情報ばかり聞いている事もあるな、と感じました。
〜伝えたと思う職員〜
〜伝わっていないと感じるご利用者〜
コミュニケーションって難しいなと日々感じます。
ケアの質を高めていくには、
互いの想いが通じることを追求していく
日々ちゃんと自分ができてるのかな、心配になるときもありますが、また来年も楽しい時間を増やせるように精一杯頑張りたいです。