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感情を先につくる
研修でもよくお伝えすることですが、
「感情を先につくる」
を心がけています。
私たちは、良いことが起こったらうれしいし、
嫌なことが起こったら嫌な気持ちになる。
ごく自然なことではありますが、この図式だと、
自分自身の感情を決定する主体が、自分以外になってしまう。
嫌なことが起こって、嫌な気持ちになると、
ネガティブなアンテナを張るようになります。
すると、周囲の嫌なことが目についてしまい、
さらに嫌な気持ちになっていく、ネガティブループに入っていきます。
逆に、良い気持ちになっていると、
ポジティブなアンテナを張るようになり、周囲の良いことに意識が向き、
さらに良い気持ちになる。
なので、私は、私自身がなるべくイイ感情でいることを最優先しています。
これが、私の「空気感最優先」です。
とはいえ、私も人間なので、
想定を越える嫌なことを処理できない時もあります。
そんなときは、課題の分離をしてみたり、未来像を描いてみたり、
はたまた誰かに愚痴ってみたりします!
ほとんどの場合は悩んでも仕方ない、気にしたところで何も変わらない、
だから、考えるのをやめて、
「今ここ」
に意識を向けることで、おさまります。
周りがどう思おうと、環境がどうであろうと、
私は今私ができることをするだけ。
それを周囲がどう評価するかは、周囲の問題であり、私の問題ではない。
「いやいや、仕事なんだから、評価を意識するのは当然でしょう」
と思うかもしれません。
そう思って、根性で乗り切っていくことができるなら、それもオッケー。
でも、それによりパフォーマンスが落ちたり、
モチベーションが上がらないなら、自分がよりパフォーマンスを
発揮できる見方(フォーカスの当て方)をしたほうが、よっぽど建設的です。
私はそう考えていますし、それを実践してきて今があります。