褥瘡②原因 前編
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@kaigo_kyujin
まずは、褥瘡ができてしまう原因を見てみましょう。
原因は大きく分けて2つです。
(1)外的要因
●体圧によるもの
ずっと同じ姿勢でいると、誰だって疲れますよね。
健康な人は、姿勢を直したり、寝返りを打ったりして自然に体圧を分散させているのですが、ご自身でお身体を動かすことが難しい方は、定期的に姿勢を変えてさしあげる必要があります。
寝たきりの方は、1~2時間おきに左右の向きを変えます。
車いすに座っている方も、座り直しが出来ない方はおしりに体圧がかかり続けてしまうので、時々姿勢を直します。
あと、まれにですが、体が動いても認知症があり、同じ姿勢をとり続けてしまうと、体圧がかかり続けてしまうことがあります。
認知症の方などは、褥瘡のリスク等は理解が難しいので、こまめに声掛けして除圧をうながします。
●摩擦によるもの
車いすとベッドも間を移乗する際に、どこかにぶつけてしまったり、ベッドで体勢を変える際にシーツに擦り付けてしまったりすると、皮膚の状態が悪くなり、そこから褥瘡になります。介護する側がやり方を見直さないといけないですね。
人の身体って、奥が深いですよね。
介護の勉強は、普通に生きていくうえでも役に立つものが多いです。
後編では、(2)内的要因を見ていきますね。
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