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不穏になった時どうしますか

こんにちは。
日本語教師で介護福祉士の内藤です。

毎日noteを更新中!!

今回は介護のお話です。
日本語教育の話はありません。

前回のnoteの中で

『認知症の利用者さんが家に帰りたいと
 言ったときどうしたらいいですか』

『認知症の利用者さんが不穏になったとき
 どうしたらいいですか』

と学習者から質問があったのですが、
実際に介護現場で働くスタッフは
どんな対応をとるのでしょうか。

いろいろな対応があると思いますが、

・ほかのスタッフにいままで対応して
 うまくいった事例を聞きに行く
・ほかのスタッフに変わってもらう

などは簡単でいいですね。

うまくいった事例は絶対に
聞くようにしています。

介護はチームの仕事なので、
自分ができないことがあっても大丈夫です。
誰かと協力してできればいいので、
一人で抱える必要はありません。
頼れる部分はほかのスタッフを頼ったほうが
いいと思います。

介護の仕事は一人のスペシャリストよりも
チームで動ける人のほうが私は好きですね。

他には、
・トイレに連れて行ってみる
・水分提供
・他の利用者と話をするように促す
・ちょっと気分転換に散歩
・いろいろ話しかけてみる
・歌をうたう
などなど。

うまくいかなかったら次の作戦にと切り替えて
いろいろ試行錯誤します。

ですから、引き出しは多ければ多いほどいいです。

体感的に不穏になる利用者は
トイレに案内すると解決するが多いです。

すでに失禁や便失禁しているのに、
言い出せずに不穏になっていたり、
おなかの調子が悪いけど言い出せずに
不穏になっているなど。
トイレに案内したとたんスッキリ
なんてこともあります。
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帰宅願望や不穏の利用者の
対応はいろいろありますが、
何が正解かわかりません。

答えがどれかわかりませんので、
いろいろな引出しが欲しいですね。

いろいろ試行錯誤して、いままでの成功事例を
試してみても、お手上げになることが
しばしばあったりします><

なかなか難しいところです。


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