心陽虚について


心陽虚


今回は心陽虚について学んでいきましょう。

心気虚が進むと陽虚になり、推動作用も下がる為、水や血が滞り陽虚になりやすい状態になります。

基礎症状として

心悸、怔忡

胸悶、胸痛など(冷えが呼び起こす)

倦怠感、無力感,息切れ

懶言。自汗 このあたりは心気虚よりも強くあらわれる

寒がり、四肢の冷えは陽虚の症状


心気虚に冷えが加わると心陽虚になります。

気虚には気を高める治療が必要ですが、

心陽虚には暖める治療が必要になります。


舌と脈は


舌質淡 冷えと虚証が有るので舌の色も薄くなります。

舌胖大(はんだい) ぽってりと浮腫んだような舌

舌を出した時に口の幅より大きい状態


舌胖大は津液が過剰な状態、水分が停滞しているときや、陽虚で冷えて虚証で力ない状態でも起こる。


脈は


脈細弱 細くて弱い



◯心気虚と心陽虚の違い


心陽虚には冷えの症状が加わり、舌に胖大(はんだい)が起こる事を覚えたいですね。

最後まで見てくれて、ありがとうございました☺



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