2024年10月
2024/10/01
内定式の後の懇親会に参加。
大学4年生の初々しさと鋭さにあてられた。
2024/10/02
中目黒の駅から見る、夜、帰りのホーム車と信号がチラチラ光りながらわたしを振り向かせる。
2024/10/03
サルイアモールというお店でスペイン料理をたべました。
ずっと行きたかったお店。
フィンランドでソリチュードをしたいことや、坊主にして一度髪を捨ててみたい話などをした。
2024/10/04
夜中、わたしに足りないものは管理だと言われた。
手本がなくても手本にならないといけないって本当に難しい。
2024/10/05
釧路に着いた。
秋刀魚祭りで秋刀魚を焼いて食べる。はらわたを食べられるようになったのはいつだったか。
2024/10/06
知床にずっときてみたくて、知床にきた。
知床五湖は一湖、二湖、三湖、四湖、五湖という単純な名前で、散策のコースは軽いハイキングのようでとても楽しかった。
友達と仲間という言葉の違いについて、すごくよくわかったことがある。
2024/10/07
飛行機で帰ってくる時、上空の機内から見る東京のキラキラが、アタシにとっての1番の夜景。
切なくて、綺麗で、自分がこのキラキラの中の一部であり、養分であることをぬるく実感する瞬間。
2024/10/08
静岡まで天ぷらを食べに行く。
この会社はそういう贅沢をさせてくれることがある。天ぷらは美味しかった。とくに蓮根がコーンのような甘さで最高だった。ところで、私は蓮根が好きで上野にある蓮根専門店に何度か行ったことがある。蓮根専門店なのに何故かすっぽん鍋があって、いつか一度はすっぽん鍋を食べたいと思っていたなと思い出す。
誰とも話さないこういう新幹線の時間が私はすき。
2024/10/09
潰れるまで飲んだ。
もう好きな人としか飲みたくないなんて何度言えば私は気が済むんだろう。
安居酒屋のヤバい日本酒をレモンサワーで飲み込む、こんな瞬間は2度とこなくて良い。
2024/10/10
青森の食材を使ったコースをいただいて、すごく幸せな気持ちになった。好きなことをやるためには力が必要で、その力のために奔走するうちに自分の声が聞こえなくなるのかもしれない。
私は書きたいし、写って表現のそばに生きていたいよ。
2024/10/11
自分がここにはいないような感覚で酒を飲んだ。
多分とても疲れていて、せっかく既存運用のこれから頑張っていくぞ、という会社のメンバーで飲んでいたのにずっとふわふわしていた。
退職懸念ある人!と聞けば元気よく半数くらいが手を上げる。
1年前なら私も元気よく手をあげたんだと思う。
今日のことを、例えば4年後の私はこの会社でたくさんの人を部下にして思い出したりするんだろうか。
2024/10/12
恋は本当に厄介
うまく行っている時になにか落としているんじゃないかと不安になることがあるけど、それが今の私には恋なのかもしれないね。
2024/10/13
めちゃくちゃ寝た。久しぶりの1日オフで、新しくアニメを2クール見て映画2本見て本も読み始めた。
若様は本当に天才だと思う。
2024/10/14
3年前に参鶏湯を食べたお店でまた飲んだ。
思えば今の会社の先輩と仲良くなったのはここから始まったのかもしれないな、マッコリは甘くて絶対糖尿病には良くないとわかっていたけどたくさん飲んでしまった。
2024/10/15
帰路。
金木犀の暴力のような香りがはじまっていた。
2024/10/16
誕生日を迎えてから1ヶ月が経過しているが後輩がお祝いしてくれた。まっすぐ仕事を向いていて偉い。
2024/10/17
SOI7という中目黒のタイ料理屋さんに行った。ずっと行ってみたかったお店に最近はよく行けている。
タイ料理はやっぱり好きだ。
中目黒の高架下沿いにある気になっていたソーセージ屋さんにも行ったけどお腹がいっぱいで食べられなかった。
おつまみで食べたものが創作っぽくて美味しかった、また行きたい。
2024/10/18
ノンアルでラストオーダーまで語るってやつを、学生ぶりかと思うくらい久しぶりにやった。
途中眠くておかしくなりそうだったけど、お酒がなくたってこういう時間は成り立つんだなと教えてもらった気がした。
2024/10/19
クロッキーモデルを初めてやった。
写真のそれとは全く違う見られ方だった。
視界の端で線が色が絵になっていくのを見て興奮に近い感動を感じながら、それが嫉妬に変わっていく感覚もあった。写真の場合、まだモデルが作品に関与している感じがあるけどデッサンやクロッキーの場合、それはもう、描き手の作品でしかない。
写真は写真家のものである以上に、絵は画家のものである。モデルという立場こんなにももどかしいものであるのかと気が付かされるばかりだった。
2024/10/20
「撮ってるんじゃなくて撮らされてるみたいな目だ。」
久しぶりの撮影でそう言われた。
「今僕はシャッターを切ったんじゃなくて切らされた、そう思わせる表情をしているね」
2024/10/21
久しぶりに飲み会もなく会社終わりに家に帰った。
満腹感とやる気はある程度のところまで反比例だと思っている。
帰った瞬間、お湯を沸かしてご飯を作り始める。その、お腹が空いてお預けを食らった状態でさまざまな家事をこなす。ここまではテキパキと出来る。
そこらへんの除菌や洗濯、ゴミまとめなど。
そのうちご飯ができて、ご飯を食べると、全ての家事が5割くらい終わった状態で放置される。
そのまま気絶して朝起きると10時間近くハイターに浸された排水溝(もうハイター乾いてる)や洗い上がって干され待ちの洗濯物と対面する。
いつも通り。
2024/10/22
ここだけの話なんですが実はわたし、けっこう前に事後ラーというスーパープレイをしてしまいました。
いつかいつかやってみたいと思っていました。
漫画やドラマの中にしかないと思っていたやつですね。乾いたからだに染みるのかなあって思ってました。
やってみて思いましたがその実まったくエモでもなんでもなくて、感想はひとつ、「大変」です。
絞り出すように運動をしたあとラーメンを食べるっていうのは、もうそりゃあ大変です。
あれができるのは、体力のあるひとだけですね。
2024/10/23
昨日串カツ田中を食べたんだけど、6人以上無料でもらえるたこ焼きが1番楽しくて美味しかった。
あれ無料はヤバいよ串カツ田中。
2024/10/24
綾乃さんがいるからこの会社で働いているんですよ、と言ってもらえて、言い表せられない感情になる。
ずっと言われたかったことのような気がする。
2024/10/25
会社の運動会。
猫耳みたいになっているadidasの帽子を色んな人に褒められて嬉しかった。
2024/10/26
那須国際ゴルフ場へ。
二日酔いのゴルフは初めて。目標だった130ペースで回れていたのに後半で叩きすぎて151。
多分前半はまだやっていて調子が良くて、後半で二日酔いが始まったんだと思う。しっぱい。
2024/10/27
これが最終回。
この夏は会社のチーム1課がアタシの恋人だった。
いろんなことを学ばせてもらった。ありがとう。
2024/10/28
真似できない存在に憧れてしまうのは仕方がないことだよね。
憧れることをやめなさいと、大谷選手が言っていたけどそれはその通りなんだけど憧れを通過点に変える強ささえあればそれでいいとも思います。
2024/10/29
東京で働く私を、私はいつまで許せるんだろう。
2024/10/30
チーズをチンして食べると本当に別世界のものが出来上がる。カリカリしてて好き。いや、だーいすき、くらいのテンションかもしれない。
チータラはチンして食べたい、キャンディチーズもベビーチーズもチンしたい。
行きたかった中目黒のアントニック(ジン飲み放題、飲み比べできる)にいきました。コスパいいし楽しかった。
2024/10/31
メリメリと音を立ててキャパシティをねじ広げられている。成長痛だと信じてやまないこの辛さが、どうしても痛くて泣いてしまう帰りの電車にも、救いはない。明日は大丈夫かもしれない、そうやって保つしかない。
東京は7年目になった、いまだに新宿の京王新線がわからなくて迷子になったりする。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?