高田マル×千葉大二郎 二人展「ラッパ吹きと石が伝説」
絵画検討会2018 第五展示
高田マル×千葉大二郎 二人展「ラッパ吹きと石が伝説」
場所:都内の一室
日時:2018年11月23日~12月2日(終了)
絵の何を信じ、絵に何を願うのか。特定の宗教のない状態で、あまりに局地的で、一時的で、私的な信心は、絵画というオールドメディアにいかに託されるのだろか。流動し続ける信心は、ひとつの部屋から始まる。
とある団地の一室で行った本展に千葉大二郎が持参したのは、かねてから関心のあった「道徳」を問う絵画作品だ。朝鮮民画の文字絵や、様々な教えが隠された世界各国のゲーム、今も残るラッパ吹きの逸話などがモチーフとなっている。一方、高田マルは、容赦なく日が射し込む窓辺で石の絵を描き続けた。
あまりに退屈な都内の一室で千葉大二郎と高田マルが話した双方の考えは、2019年出版予定の書籍『絵画検討会2018』に掲載予定だ。この書籍は、絵画検討会2018書籍篇となる。乞う、ご期待。
■千葉大二郎 展示作品
↑《八犬伝シリーズ》
額縁、ガラス板、アクリル絵具
↑《八犬伝シリーズ》
布、アクリル絵具
↑《八犬伝シリーズ》
額縁、ガラス板、アクリル絵具、岩絵の具
↑《兎図》
額縁、ガラス板、岩絵の具、アクリル絵具
↑《兵隊図》
キャンバス、アクリル絵具
↑《PalaMoral》
額縁、ガラス板、岩絵の具、アクリル絵具
■高田マル 展示作品
↑《無題》
1520mm×Xmm/紙、水彩絵の具
↑《石を描く人》
文字
絵画検討会2018の今後の動向につきましては、Twitterアカウント@kentokai2018をご覧ください。
写真撮影:飯山征明 (C)Chiba Daijiro, Takada Maru
画像の無断転用はおやめください。
お問合せ先 mail@takadamaru.com