[海外カルチャーショックの話③]イエスって言わないとポテチ食べれないって話
海外カルチャーショックの話第3弾は、少し真面目な話。
多くの日本人が持つ特性故にショックだったお話。
これから海外を目指す人にはひょっとしたらいいヒントが眠っているかもしれません。
(いつも通り、聞いた話を読みやすいように主観で書いていますので、多少実際の経験と誤差があるかもしれません)
それは初めてのアメリカに住んだ時の話。
凄くおなかをすかせていた時に、ホストファミリーが
「ポテトチップス食べる?」
と嬉しい提案。
ところが、実家ならともかく、お世話になっているホストファミリーのお家での出来事。日本人だと一旦遠慮しますね。「大丈夫です」とか言って一旦断って
それでも「おなかすいてるんでしょ?遠慮せずに食べなさい」と言ってくれるものです。しかも何回かやり取りしてやっと食べる。みたいな。
勿論このときもそのラリーを想像していました。
なので特に深く考えもせずに、通常の慣習通りに一旦断ると
「分かったわ」
といって、そのポテトチップは高い棚に戻されてしまった。
お陰で夕食までの数時間、ひもじい思いをしてしまうことに。
そこではじめて気づきました。
遠慮してちゃ伝わらないんだって。
YES,NOははっきりとしなくちゃいけないんだなって。
そしてこれは後日さらに学んだことですが、あの時NOと言ってしまって、棚にポテチがかたずけられてしまったとしても
「I change my mind!」
と言えばよかったのです。一度Noと言ったからと言って、それを覆してはいけないということはありません。
「気持ちが変わったわ。ポテチ食べたいの。」
といえば済むことなのです。
これを知っていれば、あの時ひもじい思いをすることもなかったのに!
でもまぁこの10代のころのカルチャーショックは以降の海外生活をより快適にしてくれました。
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YES,NOははっきりと言っていいし、気持ちが変わったらそのまま言ってしまえばいい。当たり前のように見えて日本にいると少し難しい感覚かもしれませんね。
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このお話はお隣の韓国でも同じだそうで。
在日韓国人のメンバーは、韓国で大学の仲間内から
「あなたはとりあえず一回断るよね?」
「なんで一回断るの」
と指摘を受けたんだとか。
そこではじめて気づかされた日本独特の習慣だったようです。
アジアでも遠慮の習慣が根付いている国は少ないのかもしれませんね。
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ついでに韓国プチ情報。
韓国で座るときは正座はやめましょう。
お行儀よく正座して座っていたら「崩していいよ」って言われた時のお話。
気を使って言ってくれてると思って「大丈夫だから」とそのまま続けていると、「そうじゃなくてそれ見てるだけで窮屈だからやめて!」って怒られました。
それはお仕置き、拷問の座りたかただそうで、韓国ではあぐらが正式な座り方。チェマチョゴリの下はあぐらなんだそう。それがチェマチョゴリを大きく見せて綺麗に見せるコツだんだとか。
以上韓国プチ情報でした。
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