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夏のマラソン大会の過酷さ

先週末は、北海道マラソンでした。
走られた方、沿道の応援の方、大会関係者の方々、皆様お疲れさまでした。

忘れられない大会になったと思います。

この暑い?熱い?最中に、
夫もフルマラソンにエントリーしていました。
初の北海道マラソンです。

前日の8/26土曜日、16時半
札幌33度でした。
名古屋にいるのと変わらない。汗

もっと涼しいだろうという目論見と、
お昼ご飯食べ損ねた空腹(笑)などなどで、
余計暑い。
私はエントリーしているわけでもなく、
ただの応援要員の付き添いなのに始まる前から
すでに、疲労感はんぱない。笑

翌日の大会当日の天気予報は
朝9時ごろからずっと雨となっていましたので、
雨のマラソンのボランティアや応援は何度もしてきましたので、
私も、なんとなくの感覚はわかる。
小雨だとちょっと蒸し暑いかもだけど、
まぁ気温がぐっと下がれば、
むしろ夏でも走りやすい大会なのかな?と思ってました。

全く違ったです。
夏のマラソン大会…私もなめてました。

スタートから3時間近く、
11時半前まで30度を超えるほどの晴天がずっと続きました。
日傘だけじゃなく、念の為に持ってきたサングラスが大活躍するほど。
(混み合った沿道で日傘はさすがに妨げになる…)

その後12時前くらいから突然の大雨!!
朝の日傘は、瞬く間に雨傘に…
どしゃ降り。雷雨。
それも雷が近いところで鳴ってました。
光って4秒くらいの近さ。
大雨警報だったり、大雨で電車が止まってたり
外にいるだけで、怖かったほど。
タクシーも捕まらず、雷が近くて怖くて、
もう傘を刺すことすらできずに雷雨の中、
徒歩30分以上の駅までゴール方面へ戻るために歩きました…

蒸し暑さと、晴天から大雨までの振り幅が大きく
応援しかしてない私ですら、
汗と雨で、ぐちゃぐちゃになりました。笑

15キロ給水所では、
水の準備が追っついておらず
それ以降は、救急車のサイレンが、
ひっきりなしに鳴り響く。
すれ違う収容バスに乗る人の多さに驚き、
(どのバスも満員)
メディカルスタッフたちが、ダッシュする姿を何度も見かける…。

ランナーの皆様、ボランティアや大会関係者の方々、本当にお疲れさまでした。


完走率も90%越えないほどかなり悪い中、
夫は、初めてのフルマラソンよりも30分以上
遅いというワーストタイムでしたが、
なんとか完走しました。
(実は、もしかすると、完走できへんのちゃうかな?と密かに私は思ってましたから、完走は本当にすごい!!)

なんで完走できたんかな??と、
一緒に振り返りました。
この成功体験は、きっと走らない私にも
役に立つなと思って。(笑)


1点目、
今回のマラソンの目的とゴールが明確だったこと。
今回の目的→「フルマラソンを走り切るため」
今年の2月の大阪マラソンの前日に急な発熱で
大阪まで行ったのに、スタート地点にも立てず
悔しい思いをした。その雪辱を果たすため。
今回のゴール→「完走する!」
シンプルイズベスト。

2点目、
走りながら、目標を少しずつ変えていったこと

走る前までの目標は、
「パーソナルベスト更新!」
ただ、走りながら、
その目標は、少しずつ何度も細かく変えていったようです。
具体的には、
暑さが厳しく、全体ペースも遅い10キロ〜15キロ
雨が降り始めた25キロあたり、
身体が重く進みにくくなった30キロ〜35キロ
どしゃ降りの35キロ…

自分自身の変化、
環境(天候や周りのランナー)の変化を
細かく確認しながら、状況に合わせて目標(タイムやペース)を、少しずつ変えていったようです。

3点目、最後まであきらめなかったこと。
状況がどんどん悪くなる状況で、
あきらめるのは簡単だったと思うと、本人。
でも、目的とゴールが明確だったこと、
目標を走りながら変えていったことで、
無理もせず、一歩一歩前に進めてられて、
あきらめずに走れた。
大変すぎた過酷なレースではあったけど、
実は、沿道や、北海道の景色や建物など、
周りも見て、楽しむ余裕もたくさんあったようです。

結論・
「夏のマラソン大会の暑さは侮ってはいけない」だそうです。(マラソン大会までの夏休み期間の練習の暑さ対策も結構大変だった模様…)

なぜ、完走できたのか…
この3つはマラソンだけにかぎらないなぁと、
夫の経験から学びました。

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。


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