ピクセルとボクセルを融合したい話
こんにちは。
かいふです。
個人でSteam向けのゲーム開発をしています。
この記事はボイゲアドベントカレンダー2019参加記事です。
イベント本体
https://adventar.org/calendars/4064
今回は、最近取り組んでいるピクセルアートとボクセルアートの融合について、まとめたいと思います。
かいふ自身は、アート関係の勉強をしてきたわけではありませんので、高くないレベルの読み物です。
個人レベルの小さいゲーム開発を想定しています。
お気軽にどうぞ!
ボクセル
きりたんなどいろんなキャラクターをつくってきましたので紹介します。
このモデルのベースは @yas0008 さん、衣装デザインやアニメーションは @tamata1145 さん作成です。
(他のキャラクターで、かいふがつくっているモデルもあります。)
ボクセルは作風にもよりますが、レンダリングエンジンが陰影をつけてくれるので、色が少なくてもいいため、実はピクセルアートよりも敷居が低いのではないでしょうか。
モデリングしたことがない方でも始めるのにいいかと思います。
(マイクラを遊んだことがあれば、そこそこできてしまうかもしれません・・・!)
このようなシンプルなボクセルキャラクターもいいのですが、一方で、もう少し表情などの表現もしたくなってきました。
そこで、ドット絵(ピクセルアート)でキャラクター表現をしてみることにしました。
(以下ドット絵は @Temaki_3Hz さん制作です。)
ピクセルアート
手巻さんと一緒に、ゲームジャムでアクションゲームをつくりました。
ドット絵はやはり独特の魅力がありますね!
これはこれでよかったのですが、もう少し新しいことをしようということで、次にボクセルとピクセルの融合表現に取り組みました。
ボクセルとピクセルの融合
最近は、ボクセルとピクセルを融合したものをつくっています。
とはいっても、ピクセルアートをボクセルに変換したということで、新しいわけではありません。
この方法のメリットは、背景などはボクセルでいいので、絵師さんがキャラクターに集中できる、ことだと考えています。
ドット絵師さん1人、エンジニア1人、という体制には合っていると思っています。
ドット絵の魅力を3Dレンダリングで、引き立てられたらいいなと思っています。
(ドット絵+アニメーションを @Temaki_3Hz さん、3Dの動きやレンダリングなどを かいふ が担当します。)
また、ジオラマ風、ミニチュア風、ボードゲーム風など、色んな表現ができそうなので、もう少し表現を検討したいと思っています。
色々試した結果
結局、どのような表現がいいかはわかりません。
また、そもそも正解のない話だと思います。
現実的には、制作体制に応じたものを選択するのが大事だと考えています。
手軽さならボクセル
ドット絵の魅力をとるならピクセル
という風に考えることもできます。
また、先の話ですが、Steamなどで、ドット絵のキャラクター差し替えMODが活発に開発されていることを考えると、キャラクターをドット絵由来にすることで、将来的にはMOD対応などもしやすいかもしれません(?)
試したい方
ヘッダー画像にもなっている、アクリルフィギュア風ボクセルモデルの作り方を動画で解説しています。
(生声です。)
よかったら見てみてください!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
キャラクターをかわいく表現できるように、がんばっていきます!
かいふ
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