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世界史探求 テーマ別の参考文献リスト19 経済と金融の歴史

経済と金融です。
物の売買がある実体経済と、為替、投資などの金融のことです。

「経済統計でみる世界経済2000年史」(柏書房.2004年)
「経済史」(小野塚.有斐閣.2018年)
「経済史入門」(日経B文庫)
経済学の学説史ではなく、マルクス、シュンペンターを応用して海洋史観で経済的に歴史を解説する本です。
「若い読者のための経済学史」(Yale University Press Little Histories.すばる舎)
シリーズに宗教史、文学史、哲学史、考古学史、科学史、アメリカ史があります。

「経済社会の歴史」(2003年)
「はじめての経済思想史 アダムスミスから現代まで」(講談社新書)
「現代経済思想」(日経BP)
44人の思想を紹介しています。
「現代経済学の巨人たち」(日経B文庫)

「貿易の世界史 大航海時代から一帯一路まで」(ちくま新書)
「贈与論」(モース)
贈り物をされたら、お返しをしないといけない義務、責任が発生するという考えで書かれています。つまり、初期の物々交換は、交流することを目的としていて、必需品ではないものを交換することをその手段としていたということですね。
「国富論」(アダムスミス)
「21世紀の不平等」(アトキンソン)
「連邦準備制度と金融危機」(バーナンキ)
米国のFRB議長だった人が書いた本です。
「IMFと世界銀行の最前線」(井出穰治.日本評論社.2014年)
「公共経済学」(日経文庫)
「経済学のことば」(講談社新書)
「入門経済学」(ソーウェル.ダイヤモンド社)

「国家は破綻する」
そういうものですね。
「ハイパーインフレの悪夢」(アダムファーガソン.新潮社.2011年)
1923年のハイパーインフレは突然起こったわけではなく、1914年に始まり18年にドイツの敗戦で終わる第一次大戦の頃から、じわじわと進んでいったインフレの最終的な結果でした。そのあいだにドイツの社会がインフレによってどう変容したかが、当時の日記や、同時代人の証言や、各種の記録などをもとに、さながらルポルタージュのように克明に描き出されています。
「時間稼ぎの資本主義」(ヴォルフガングシュトレーク.みすず.2016年)
完全雇用と賃上げを名目成長でごまかし、国民の財政を金融の新自由主義の規制緩和、民営化でやり過ごし、法人税と所得税の低減によって、国民の債務は中央銀行が肩代わりするという財政破綻へのシナリオです。
「マイナス金利政策」(岩田一政など.日経.2016)
「負債論 貨幣と暴力の5000年」(David Graeber .以文社。2016年)
「ブルシットジョブ」(David Graeber)
「新・所得倍増論」(デービッド・アトキンソン.東経.2016年)
「人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか」(玄田有史.慶應義塾大学出版会)
非正規雇用.就職氷河期世代.市場のゆがみ.上方硬直性.高齢化
「正規の世界 非正規の世界」(慶應義塾大学出版会.2017年)
「ダグラスノース 制度原論」(東洋経済新報社.2016年)
経済制度の変化


「グローバル経済史入門」(岩波新書.2014年)
14世紀以降 アジア中心
「戦後世界経済史 自由と平等の視点から」(中公新書.2009年)
「富の未来」(A,H・トフラー講談社)
「経済成長という病」(講談社新書)
「グローバル経済を動かす愚かな人々」(P.クルーグマン)
「さっさと不況を終わらせろ」(P.クルーグマン.2012年)
「街灯の定理 Le théorème du lampadaire 」(jean paul fitoussi フィトゥシ)
明るいところ探しやすい所だからと、落とした鍵を探す。それでは見つかりません。問題は福祉移民財政だと得意分野のみ見るが全体視野がないから解決しないという説です。
「財政と民主主義」(加藤創太.日経.2017年)
独立した機関が50年先の政策を示さないと将来を信用できないから近視眼的に財政ポピュリズムに陥るとして、未来への債務丸投げを批判しています。財政が破綻した場合に最も被害にあうはずの有権者が、財政の膨張を止める判断ができないのはなぜか。

「マネーの進化史」(早川.2009年)
「貨幣の「新」世界史――ハンムラビ法典からビットコインまで」(早川書房.2016年)
「貨幣の条件─タカラガイの文明史」(上田信.筑摩書房)
「ゴールド 金と人間の文明史」
「デジタルゴールド」(2015年)
ビットコイン開発
「金融史がわかれば世界がわかる 新版」(ちくま新書)
1694年の英国中央銀行創設から現代金融経済までを解説する。各国の国内均衡の犠牲で成立した金本位制は、世界恐慌、ブレトンウッズ協約を経て次第に崩壊していく。変動為替制が始まり、現代金融経済の幕が開ける。「信託の世界史」(友松.金融財政事情研究会)
「全地球化するマネー」(講談社)
「手に取るように金融のことがわかる本」
「貨幣システムの世界史」(岩波現代文庫.2020年)
18~20世紀における一部紅海周辺地域、17~8世紀のインド(ベンガル)地域、11~8世紀頃の中国・日本等の東アジア地域等を中心とした、『貨幣』制度の成立・変質、地域的(市場的)特質、歴史的又は社会的相似・相同性等を実証的に考察した本です。
「通貨戦争」(J・ソカーズ)
「外国為替市場の最新知識」(東洋経済)
「金利が見えれば経済が見えるー債券市場」
「投資リスクの真実」
投資を始める前に読んでほしい本です。

「経済成長の日本史 730-1874GDP」(名古屋大学)
「岩波講座 日本経済の歴史1  中世 11世紀‐16後半」(岩波書店)
「室町幕府の政治と経済」(校倉書房.2006年)
「戦国大名の兵糧事情」(吉川弘文館)
「戦国大名の経済学」(講談社新書)
「途上国ニッポンの歩みー江戸から平成までの経済発展」(大野、有斐閣2005)
「岩波講座 日本経済の歴史2  近世 16世紀後半から19世紀前半」(岩波書店)
「江戸日本の転換点」(武井弘一.NHK)
17世紀新田開発で山から平野への水田増加、18世紀飽和、生態系崩壊と肥料確保のため貨幣経済に取り込まれる。
「日本経済史Ⅰ 経済社会の成立17-18世紀」(速水・宮本.岩波書店.1988年)「越境する貨幣」(青木書店.1999年)
「武士の家計簿」(新潮新書)
「大坂両替商の金融と社会」(清文堂.2003年)
「大坂堂島米市場」(講談社新書.2018年)
世界初の先物取引市場と評価する大坂堂島の米市場。米を証券化した「米切手」が、現在の証券市場と同じように、「米切手」の先物取引をされていたんです。
「岩波講座 日本経済の歴史3 近代 19世紀後半から1913」(岩波書店)
「岩波講座 日本経済の歴史5 1937-1972」(岩波書店) 
「昭和恐慌」(岩波新書.1973年)
「東京オリンピックの社会経済史」(2009年)
「高度経済成長と生活革命」(吉川弘文館.2010年)
「シリーズ日本近現代史 高度成長」(岩波新書.2008年)
「高度成長 日本を変えた六〇〇〇日」(吉川.中公文庫.二〇一二年)

「お金の国日本の歩き方」(小学館) 
「平成金融史」(中公新書.2019年)
ミクロな視点、省庁の課長の動きを書いています。 
「平成バブルの研究 上下」(東洋経済.2002年)
「<真説>バブル」(BP)
空気感まで分かる本です。
「住友銀行秘史」
2017時点で13万部というベストセラーです。
「バブル日本迷走の原点」
2017年時点で4.3万部のベストセラーです。
「ドキュメント 強権の経済政策――官僚たちのアベノミクス2」(岩波新書.2020年)
「中央銀行」(白川方明.東洋経済.2018年)
元日本銀行総裁が書いた本です。
「日銀はこうして金融政策を決めている」(日経)


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