夏草を描くII 猫
梅雨時の重い空気が垂れ込めている。
どうもこういう気候が苦手だったが、中にはこういう湿った空気が好きだという人が世の中にはいて、一概には言えないものだと思った。
この季節ならではの風物詩的なものもあるし、そういうものを見つけ出して、それぞれの季節を楽しんでいこう。
自分の中では季節だとか気候だとかが、すごく重要な位置を占めていることがわかる。
外国に行く値打ちは、観光地を巡ることよりも、まずその土地の空気感、空気の肌触り的なものを感じ取れるということに値打ちがあると思う。
ということで、空気が重くて、絵が上手く描けなかったというオチ。