第46話 都市伝説『魔の12消失地点』(BJ・お題 『旅』)
旅は旅でもどこに行ったかわからない旅。12月5日はバミューダートライアングルの日ですので、その話をしたいと思います(注:動画公開が2020年12月5日でした)。
このバミューダートライアングルというのは、そこで船や飛行機が跡形もなく消える(場合によっては乗組員だけが消える)場所、すなわち『魔の消失地点』として有名で、バミューダー諸島、プエルトリコ、フロリダ半島をつないだ三角形で囲まれた領域がそれに相当します。
また、もう少し範囲を拡大し、バミューダートラペジアムと呼ぶべきだと主張する人もいます。いずれにせよ乗り物が謎の失踪をとげるわけで、別の次元への穴があるのではないか、などといった説があります。
一方、このバミューダトライアングルが消失地点であるということについて、否定的な意見も多くあります。単に、台風の多発地帯であるため、単なる遭難が多いだけだというのです。
ここではとりあえず、バミューダートライアングルでは乗り物などが消える場所である、という前提で話を進めていきたいと思います。
私が小学生の頃に読んだ『四次元の秘密』という本には、バミューダートライアングルのほかにも地球上には魔の消失地点があり、それが合計12地点である、ということが書かれていました。
たとえば日本の小笠原諸島沖がそうで、そこでは戦闘機が行方不明になったという記録があります。
12の消失地点は、まず赤道を挟んで、北半球に5つ等間隔に。南半球に5つ等間隔に。それぞれ互い違いにジグザグと並んでいて、合計10地点です。その中にはバミューダートライアングルや、小笠原諸島沖も含まれます。これに便宜的に北極点と南極点を加えるのだ、ということでした。
あれ?と私は気づいてしまいました
それぞれの点は、正二十面体(見出し参照)の頂点に相当するのです。
「もしかして地球は、巨大な二十面サイコロで、転がしているときに角の部分がこすれて、そこにあったものが別の次元に飛んでいっちゃうのかな?」
という解釈はちょっと無理がありますが(笑)
実は、これらの12の消失地点は、UFOの多発地域でもあるそうです。そうすると、乗り物が跡形もなく消えるとか、乗っている人だけが消えるといったことについても、宇宙人が誘拐したからではないか?と考えると、説明がつくのではないでしょうか?
12の地点は、地球から乗り物や人をサンプリングするのに、均等に配置したのかもしれません。北と南の半球から、まんべんなく集めるには便利な配置です。
もう少し言いますと、先ほど正二十面体の頂点と言いましたが、地球を正十二面体の形に合わせてエリアを分けますと、消失地点は12の面に区分けした中心部に相当します。
つまり宇宙人は、地球を研究するための標本抽出の地点として12の消失地点を定めたのではないでしょうか?