偽お婆ちゃんと、中指を立てる私
祖母が亡くなって、初めてのお墓参りだった。
実家はど田舎にあるため、東京から戻っても誰かに迎えに来てもらわないとお葬式には行けない。
誰も迎えに行けず、私はお葬式には行けなかった。
小さい頃から、可愛がってくれたお婆ちゃんで
私が原宿系の奇抜な服を着ても、髪を緑やピンクに染めても
全部可愛い、似合ってるって言ってくれるお婆ちゃんだった。
私は幽霊や不思議な話は大好きだが、幽霊はいないと思っている。
「幽霊がいたら楽しいだろうな」くらいにしか考えてない。
スピリチュアルや占