はじめの一歩を速くする【1ヶ月書くチャレンジ:15日目】
ライターのいしかわゆきさんの著書『書く習慣』の巻末に掲載されている「1ヶ月書くチャレンジ」に触発されたので、noteとTwitterを併用してチャレンジしています。
本日15日目のテーマは「自分の得意なこと」です。
自分の得意なだなーと思うことは「最初に動くこと」です。
学校のHRの「学級委員やってくれる人ー?」や、ワークショップの最後に聞かれる「どなたか感想を一言お願いします」と言われた時、初対面しかいない会議が始まった時、などなど周りの人達が少し様子を伺って膠着する場面。
そういったときに、自分は他の人よりもパッと手を挙げて発言するタイプです。PDCAサイクルでいうところの、Dに特化していると思います。とりあえずで動いちゃう人です。
そんな「最初に動くこと」はメリットもあれば、デメリットもあります。
メリット
・最初に行動することで、意見が通りやすくなる
・上司や周囲からの評価が上がる
デメリット
・リスク・リターンを検討せずに動くため、二度手間ややり直しをする機会が多い
・「やっぱやらなきゃよかった」「言わなきゃよかった」と思うことが多い
・安請け合いしすぎてキャパオーバーになりやすい
デメリットが頭によぎり、挙げようとした手が重たくなることもしょっちゅうあります。ですが、最近読んだ本から、「先に動くことの重要性やメリット」を得ることができました。それにより、また手をバシバシ挙げられるようになってきました。
特に影響を受けたのは伊藤羊一さんの『0秒で動け』と、北野唯我さんの『内定者への手紙』の2冊です。
伊藤羊一さんの『0秒で動け』からは行動して終わるのではなく、行動→振り返りのサイクルをつくり、改善していくことを教わりました。
以前の自分は行動して終わっていました。そのため、動くことはできていても、ずっと同じところをぐるぐると周ってしまい、同様のミスを繰り返しました。これでは、成長や変化は見られません。
そこで、行動→振り返り→気づき→気づきを糧に行動を改善する、というサイクルを意識しました。これまでの失敗をネガティブに捉えるのではなく、改善のための必要経費として捉えることができるようになりました。そうすることで、前の失敗がちらついて足がすくんで動けないということが減りました。失敗したとしても、改善案につなげることで再発防止に努めました。
また、北野唯我さんの『内定者への手紙』からは、「タイミングという視点」を学びました。
タイミングとは、その名の通り、「いつやるのか」という視点です。本の中では、「タイミングを制する者がスピードを制す」と書かれています。
仕事の作業自体は遅いとしても、取り掛かる速さ=タイミングは自分の心掛けで速くすることは可能です。他の人よりも取り掛かるタイミングを速くして、他の人よりも速く提出することが、上司やクライアントからの信頼を築く上で重要なことだと知りました。
これを知ったとき、自分は今までやってきたことが正しかったんだと嬉しくなりました。同時に、「もっと行動に移る速度(=タイミング)を速めていきたい」と気持ちを改めました。
「失敗を恐れて動かないことこそが最大のリスク」というような文章や発信を最近はよく目にするようになりました。生きた経験になれば、失敗も成功の為の布石に変わります。そう自分に言い聞かせて、これからも一歩目を誰よりも速く踏み出していきたいです。
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