怪物パトリック

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この記事は○分でよめます とか、小見出しがめっちゃついてて、 とか、 そういう記事がなんか嫌になったきた

    • 友人が自殺して4年が経った

      2018年の11月29日未明、友人のたけるっちが亡くなった。 彼は亡くなる直前にPCに遺書を残していて、その遺書に僕の名前があった。 「俺の人生、俺がどんな人間で、どう考えていたか、どんなツールでもいいから発表してほしい」 という旨が書かれていた。 たけるっちが死んで4年が経つが、未だに僕はたけるっちのことをしっかりと表現できていない。 たけるっちが死んだ翌年に僕は入籍し、その翌年に子を授かった。僕の身の回りの環境は変わった。世の中も変わった。たけるっちはコロナを知らない。た

      • 若者に成敗されるオジサンたち

        昨夜、ツイキャスでとある配信を見た。 出会い系アプリを使い、女の子になりすました男性配信者が、女の子を求める中高年男性たちを騙し、転がし、最後に正体を明かすその一連の流れを配信する内容だ。 写メを送らせて視聴者に公開し「きっしょw」「本当にムリ」などと蔑み笑う。 性的な言葉を誘いみなで笑う。 過去の性体験を語らせて、みなで笑う。 最後に正体を明かし呆然とする顔や怒った顔などをみなで笑う。 「17歳の女の子と出会い系で会おうとするきもいオジサンたち」を蔑み、笑い、消費するこ

        • "懐かしい記憶"は愛の原点になる〜「ベイビーブローカー」感想

          本日、2022年6月24日(金)から公開された是枝裕和監督最新作「ベイビーブローカー」を観てきた。以下パンフレットに記載のストーリーである。 ※以下から映画本編の内容に触れています 途中までは上記の5人がメインで話が進むが、物語の中盤あたり、とある児童養護施設で出会った7歳の少年•ヘジンが、ひょんなことから旅に加わることになる。 ヘジンが加わり、赤ちゃん含め5人で養父母探しの旅をしていくなかで、とても印象的なシーンが出てくる。洗車のシーンだ。 ぼろぼろの車を洗車している

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        記事

          幼少期に自分が掛けられたかった言葉を息子にしっかり伝えたら自分が泣いた

          子育てをするメリットは「自分のことを考えなくて済むこと」だと考えていた。 事実、息子が産まれてから自分のことを考えることはかなり減っていった。日々ものすごいスピードで成長し、変化する息子と対峙する時、僕は僕のことを考えずにいられた。 少なくともあと18年程度は自分のことを考えなくて良いな、とホッとしていた。 産まれてから約2年間は、ひたすらに愛情を捧ぐだけで良かった。ひたすら抱きしめて、ひたすら頭を撫でた。 本当に幸せだった。 しかし2歳前後で息子は自我に目覚め、はっき

          幼少期に自分が掛けられたかった言葉を息子にしっかり伝えたら自分が泣いた

          たけるっち

          たけるっちは転職活動をしていたらしい。 当時の職場がうまくいってなかった。電話で怒鳴られているのをそばで聞いていた。 ハローワークにいったのか、紹介なのか分からないけど、次の職場の内定が決まったその日に自殺した。 酒をたらふくのんで、詳細は話せないが、DIYした特殊な装置を用いて、深夜2時に死んだ。 遺書に自分の名前があった。幸せにね、という文言と、俺の人生を、どこかに文章で発表してほしい、という内容だった。あれから数年経つのに、自分は彼の人生を書けないでいる。

          性描写が好きだ。

          三島由紀夫の「仮面の告白」の中に出てくる性描写がとても好きだ。だから三島由紀夫が好きだ。 今読んでいる「地上で僕らはつかの間きらめく」にも性描写があり、とても好きだ。ツバを飲み込んで、文字を指でなぞりながら、僕自身が聴こえる最小の声をボソボソ出しながら読むのが好きだ。 汗、臭い、毛、舌、勃起、ペニス、息、脇、暴力、支配、抑圧、解放etc... 一流と呼ばれる文学者の性への目覚め描写に、僕ははっきりとした下心を持って、その瞬間を堪能している。 僕はセックスが好きだ。セックス

          性描写が好きだ。

          本の感想を目の前の誰かに伝えたい。映画の感想を目の前の誰かに伝えたい。そういう欲求が強くなってきた。

          本の感想を目の前の誰かに伝えたい。映画の感想を目の前の誰かに伝えたい。そういう欲求が強くなってきた。

          山小屋の女将になる妄想

          ベッドの中で妄想をしながら寝るのが好きだ。子どもの頃、ほとんど毎晩、同じ妄想をしていた。 二段ベッドで、自分は下のベッドに寝ていた。薄いシーツをカーテンのようにかけて、真っ暗にした。それから布団を被った。富士山の山小屋の食堂で働く”女将”の妄想をした。何合目か分からないけど、登山客がやっとの思いで辿り着く場所だから、山頂付近なのかもしれない(実際に富士山に山小屋があるのか分からない)。とにかく彼らは息を切らしながらやってくる。自分は白のエプロンをかけて笑顔で迎え入れる。よくき

          山小屋の女将になる妄想

          アイスの棒とアリ

          昼時、キッチンの横にある勝手口から外に出て一畳もない場所で座って30円のアイスを食べた。食べ終わったアイスの棒を壁に立てかけるように捨て置いた。 前の家ではこんなところにアイスの棒を置こうものなら途端にアリがわらわらと寄ってくるのだけど、3日経ってもアリは一匹も現れなかった。いっそのことアリを持ってきて解き放ちたくなった。けど想像したら嫌なので想像するだけで終わった。

          アイスの棒とアリ

          2019.6.13

          数カ月前から妻に勧められポケモンGOを始めた。スマホゲームはあまりやってこなかったが、けっこうハマって、妻や義理姉、そのほか知人らと週末は公園などにいきポケモンを捕まえている。 今年のGWは新婚旅行で北海道を一周した。函館スタートで、小樽、旭川、稚内、網走、帯広、札幌ゴール。10日間の旅。知床五湖のガイドツアーがよかった。クマに遭遇はしなかったが、羅臼山が綺麗だった。 朝のパートがまだ続けられている。約10ヶ月ぐらいか。かかりつけのお医者さんに褒められた。嬉しい。 ストラ

          妻の誕生日

          3月17日が妻の誕生日である。 今日(16日)はお互いが休みだったこともあり、 一日早い誕生日祝いをした。 昼から開いているワインショップにいき、ワインを飲んだ。 そのあと、漁港の側にあるパーラーで天ぷらと缶ビールを飲んだ。 酔い覚ましもかねて、石垣の市街地を1時間程散歩した。 最近ポケモンgoを始めて、歩くのが楽しい。 二人でレイドバトルに挑んだり、メタモン出現しててんしょんあがったりした。 三軒目に焼き鳥屋にいき、お酒を飲みながら、過去の話とか、将来の話などをした。 四軒

          2019年1月21日

          パートお休み 朝7時起床 朝ごはんをつくった イチゴがあったので久しぶりに食べた。うま。イチゴってうま。 恋人を職場に送りそのまま郵便局へ。水道代と国保代を払った。 郵便局で働く義姉(恋人のお姉ちゃん)とカウンター越しに少しお話。 ホームセンターにいき突っ張り棒購入。 アパート管理会社にいき前の部屋の鍵返却。 家に帰り少休憩。洗濯とかしつつ気付いたら30分ぐらい寝てた。 午後から編集開始。16時過ぎになり夕飯の支度。久しぶりにピクルスをつくってみた。明日楽しみ。 18時頃、恋

          どこにもいない

          死んだ友人がどこにもいない。 天国にいるのかと空を見上げてみるも、そこにいる気もしない。 自分の心の中にならいてくれるかと思ったけど、どうもいないっぽい。 どこに語りかければいいのか分からない。

          どこにもいない

          友人が死んだ

          友人が死んだ(らしい)。先週半ばから連絡が取れず、「まさか死んでないよな~」なんて思ってたら、本当に死んでたらしい。 nirvanaが好きで日頃から「俺もカートのように27歳で死ぬんだ」と言ってたが、ほぼその宣言通り、28歳と数週間で死んでしもうた。 死因は詳細に分からないが、「部屋で」ということだったのでおそらく自死だろう。来週東京に行き、線香をあげにいく。 東京でできた初めての友であり、一緒に住んだり、旅行にいったり、音楽をやったり、色々あった仲だった。まだ現実味が

          結婚式ムービーの難しさ

          あっという間の11月だった。 友人の披露宴があり、そのプロフィールムービーをひたすら作っていた。 結婚式、大抵の人にとって人生に1度のイベントだ。 そんな一大イベントの一部分を担当するのは、とても責任を感じる。 できるだけ希望通りに作りたいし、ギリギリまで修正を重ねる。 0⇒1が苦手な自分にとって、 正直かなりしんどいし、キャパ的にその他すべての案件を吹っ飛ばしてしまうので、全くもって合理的ではないのだが、いざ作品ができあがり、会場で上映されると、作ってよかったなあと思う。

          結婚式ムービーの難しさ