【骨格筋】上腕二頭筋の解剖学
上腕二頭筋の解剖学
この記事は上腕二頭筋の解剖学的知識のアウトプットを目的としています。
解剖学初学者の方への小さな助けになれば幸いです。
今回は上腕二頭筋の情報をまとめました。
基本情報
概要
上腕二頭筋は、肩・腕・肘・前腕の動きを助ける前屈筋です
長頭は外側部分にあり、短頭は内側部分にあります。
長頭と短頭は肩関節から下向きに伸び、中腕と合流して前腕とひじ関節を覆う大きな筋腹を形成します
上腕二頭筋は肘関節と肩関節の2つの関節をまたがっているので二関節筋と呼ばれています。
起始
長頭
肩甲骨の関節上結節
短頭
肩甲骨の烏口突起
停止
長頭
橈骨粗面・上腕二頭筋腱膜
短頭
橈骨粗面
支配神経
筋皮神経
(C5~C6)
血液供給
上腕動脈
機能
肩関節
腕の屈曲
肘関節
回外
屈曲
メモ
上腕二頭筋は特に前腕が回外しているときに肘関節の屈曲の主働筋として大きな力を発揮し、肘関節が屈曲している状態は前腕の回外動作で大きな力を発揮します。
逆に、前腕が回内すると橈骨が回転してこの筋肉の停止部がずれるので、屈曲力は弱まります。
上腕二頭筋はローテーターカフと共に上腕骨頭を肩甲骨の関節窩に接合させ、肩の前方の安定性にも貢献します。
まとめ
今回は上腕二頭筋を解剖学的に紐解きました。
他にも筋肉別に記事を書いておりますのでよければご覧ください。
少しでもお役に立てますと幸いです。
参考
https://www.youtube.com/watch?v=e9GOv6bwV6o
https://www.youtube.com/watch?v=3d_hXMDfxLo
https://www.youtube.com/watch?v=2ftfvQCyY5M&list=PLyL_ly572nTPFIE3jgJPKN6yO7OlOXwvU&index=29
https://www.youtube.com/watch?v=DixRebFRqSE
https://kinniku-no-hanashi.com/2018/02/26/jyouwannitoukin/
https://muscle-guide.info/biceps.html
https://www.kinken.org/k11490.html
引用
ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)
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