【骨格筋】鎖骨下筋の解剖学
鎖骨下筋の解剖学
この記事は鎖骨下筋の解剖学的知識のアウトプットを目的としています。
解剖学初学者の方への小さな助けになれば幸いです。
今回は鎖骨下筋の情報をまとめました。
基本情報
概要
鎖骨下筋は肩を下制する前胸部にある筋肉です。小さい三角形で
鎖骨および第1肋骨の間に位置します浅胸筋(大胸筋・小胸筋・鎖骨下筋・前鋸筋)のうちのひとつ
小さな筋で体表から触知できません。
鎖骨が外方向に引っ張られるのを防ぎ、胸鎖関節の安定保護に貢献しています。
起始
第1肋骨およびその軟骨結の結合部位
停止
肋鎖靭帯および円錐靭帯間の鎖骨の鎖骨下筋溝
支配神経
頚神経
(C5~C6)
血液供給
胸肩峰動脈
機能
鎖骨を下前方に下制する
メモ
鎖骨下筋のすぐ下には鎖骨下動静脈や腕神経叢が通っている
鎖骨下筋は動静脈や神経と鎖骨との緩衝材となっている
鎖骨下筋の緊張は肋鎖間隙の狭小化
⇒下にある神経・血管を圧迫する
まとめ
今回は鎖骨下筋を解剖学的に紐解きました。
他にも筋肉別に記事を書いておりますのでよければご覧ください。
少しでもお役に立てますと幸いです。
参考
https://www.visual-anatomy-data.net/muscle/detail_015.html
https://funatoya.com/funatoka/anatomy/A04/A04_4.html#A04_4_01_007
https://www.kinken.org/k10640.html
https://muscle-guide.info/subclavius_muscle.html
https://kinniku-no-hanashi.com/2018/02/26/sakotukakin/
https://www.youtube.com/watch?v=5SDyg4Z3mao
引用
ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)
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