駆け出し/若手エンジニアが陥りがちな問題と圧倒的に改善する秘密のテクニック
ITエンジニアになるべくなんとか就職したはいいものの、社会の厳しさにボコボコにされてめげそうになっているのをよく目にします。
僕も駆け出しのみなさんと同じく、若い頃はたくさん怒られてきて、涙を流しながら辞めようか悩んできました。
何が言いたいのかわからない。それでは伝わらない。
言われた最低限のことができない
頭使え
同じことを注意させるな
遅刻が多い
残業が多い
目標未達
etc…
自分なりに対策を考えて、夜通し頑張ったり、現実逃避(ネトゲUlitima Onlineの生活)したりしていました。会社に行くのも憂鬱で憂鬱でついつい夜遅くまで頑張ってました。
同期や歳の近い先輩はできているのに!
(いや、おまえ今もそうじゃん、というのはさておき)
一番効果があった秘密の方法があります。本当は秘密にしたいんですが、期間限定無料公開します。
個人差はありますがこれを使うと以下のような効果が得られます。
ミスが減る
理解度が深まる
仕事がスムーズに進み、スケジュールも守れる
自習の理解度も段違い
明るい気持ちになる、元気がでる
健康にも良い
テクニック使用はかなり気持ちがよいものの中毒性はない
若い間しかこのテクニックは使いづらい
ここだけの秘密ですよ? ではお伝えしましょう。
自分に必要な睡眠時間を把握してしっかり睡眠時間を確保しろ!
何をアホみたいなことを。そんなことをしている余裕はないから今こうなってるんだよ!…と思うかもしれませんが、考えてみましょう。
ITエンジニアの仕事は頭脳労働である
僕たちの仕事は頭脳労働です。ソフトウェアは人類史上最も複雑な創作物と聞いたことあり、頭を使います。
頭が最も働く状態で仕事に挑まないと太刀打ちできません。
マラソン選手が大会当日朝、ヘロヘロになりながら言いました。
「基礎体力を上げるためにプールで泳いできました!」
棋士が試合当日に、目にクマを残しながら言いました。
「徹夜して対戦相手の過去の棋譜を研究してきました!」
どう思います? 私はこう思います。
マラソン選手なら体調を整えて大会に臨むべきだし、棋士なら頭が働く状態で挑むべきです。
ITはエンジニアには試合当日はないかと思いますが、毎日が試合当日の積み重ねです。
わがままな人間の要求を、人類史上最も複雑な創作物であるソフトウェアに落とし込まなければいけないんです。
だから…
でも今頑張りどころじゃない?
お気持ちはわかります。ですがこの仕事は毎日が本試合の過酷な頭脳労働であるため、睡眠時間を確保した上で計画を立てるべきです。
僕に必要な睡眠時間は最低6時間、理想は8時間でした。
例えば僕の場合、使える時間は大体以下でした。
一日24h - 仕事9h - 移動時間2h - 睡眠8h - 食事1h = 4h
意外と平日使える時間はないんです。
この時間をどう有効化するかが大切です。睡眠時間を削ってぼやぼやした頭で全部を台無しにすることではないです。
睡眠時間削って頑張ってる時点で「自分は計画性がなくて直前にあわててなんとかしようとしています」と言っているようなものです。
この仕事は精神をすり減らします。人間はできないことを「なんでできないんだ。他の人はできるのに」と言われ続け頑張りすぎると、しばしば「うつ病」などの心の病気になってしまいます。うつ病は心の風邪なんて言われますが、風邪のようにすぐには治らず、長い間付き合うことになります。
うつ病は睡眠にも影響があると聞きます。不眠状態とこの仕事は相性が最悪ですので、頑張りすぎてこの状況に陥るのはなんとしても避けたい。
睡眠時間を確保すると…
僕は上に書いたとおり以下の改善が見られました。睡眠時間を確保するだけで! アホくさ! ゆっくり寝ただけなのに!
ミスが減る
理解度が深まる
スケジュールも守れる
遅刻もなくなる
仕事がスムーズに進む
勉強の理解度も段違い
明るい気持ちになる、元気がでる
これ以来、僕は睡眠時間を大切にしてきました。
(…がこの後、そうも言っていられない炎上プロジェクトに携わるのでした。それはまた別のお話)
睡眠テク(笑)を使えるのは若手の間だけです。
歳を取ると何時に寝ても目覚ましがいらなくなる上に、疲れは取れません。どうしても貯金に頼らざるを得ません。
まとめ
ソフトウェアは頭を使う仕事! 毎日が試合当日! 頭が働く状態で挑もう!
上には上がいます。ショートスリーパーの天才もいます。ヘラヘラ遊んでるだけなのにできるやつもいます。比べてはいけません。自分なりのベストを見つける必要があります。
睡眠時間を削るのはめっちゃリスキー
だから…
私はこの記事が有料になる時期を明言していない。
つまり我々がその気になれば記事の有料化は10年後20年後ということも可能だろう………ということ…!
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