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まずは問い合わせ、申し込む/2024.07.20


突然思いついた、秋から年末までの作家スケジュール。


10月にSNSに作品を他の月に比べて、たくさん投稿する。
11月に個展をする。
12月は文フリに参加。

まるでトライアスロンみたいなスケジュールを立ててしまった。

あたし、できるの?

思いつくのは自由だが、やるとなると色々考えてしまう。

時間やお金はある?
個展や文フリの自分のブースに人が来る?
作品や商品を販売することになるけど、赤字になったらどうする?
負の考えが頭の中をいっぱいにしていった。

でもやってみたい。
ずっとやりたいなと思っていたことを今やらなかったら、多分一生やらないような気がする。

どうなるかわからないけど、まずはできるかどうか調べてみよう。

負の考えを押さえ込んで、個展ができる場所と文フリの申し込みが間に合うか調べることから始めた。

文フリのホームページを見ると、あたしが参加したい12月開催のイベントはまだ申し込みの受け付けをしていた。

しかし、先着の申し込みの受け付けは終わり、抽選の申し込みの受け付けだけしていた。

文フリは数年前にお客さんとして、そして出店側として参加したことがある。
どちらもたくさんの出店数と来場者で会場はいっぱいだった。

今年12月の会場はコミケでお馴染みの東京ビッグサイト……東京ビッグサイト!?

今までの会場よりたぶん大きいから、出店数も来場者もすごい多くなるはず。
というか、東京ビッグサイトで自分のブースを出すって、ちょっと夢でもあった。

お願いします。
どうか当選して、夢の東京ビッグサイトで自分のブースを出したいです!
そんな想いで、申し込んだ。
結果は8月下旬から9月のあたまにわかる。

次は個展だ。

後にも先にも個展を開いたことがない。
なにを用意したり、なにをしたりしたら良いのかわからない。

まずは年内に個展を開くことができる場所があるのか。

都内にある貸しギャラリーをネットで検索して、空き状況を調べるが、今年いっぱいのスケジュールが埋まっていたり、来年の利用の受け付けしかしていなかったりしていた。

無理かな……。

そういえば。
昔、遊びに行った街を散策していたとき、小さなギャラリーがあるお店を見つけたことを思い出した。

人が2人くらい入るといっぱいになるようなギャラリーだったが、外観と内装が可愛くて、ここで自分の期間限定でお店とかができたら良いな、と作品や商品を1つもなかった当時のあたしは夢のようなことを考えていた。

あそこはどうだろう?

ギャラリーの名前をはっきり覚えていなかったが、場所とギャラリーの特徴で検索すると、すぐホームページが出てきた。

ホームページにはギャラリーのスケジュールやご利用案内などが載っていた。

希望している11月って空いているかな?
開催スケジュールを見る限り、大丈夫そう?
それは申し込みのとき、まだ年内の利用は可能か聞いてみよう。

お問い合わせフォームに、必要事項と年内に利用が可能かと自分が何者でどうしてギャラリーを利用したいのかを書いて送った。

受験や就活のときに書いたエントリーシートを思い出す。
あのときは、なんでこんなもの書かないといけないの?って思いながら、イヤイヤな気持ちで書いていた。

ただその勉強がしたいから入学したい。
ただ生活するためのお金が欲しいから働きたい。
その気持ちしかないのに、なんで学校や会社の理念と自分の志が共鳴したから志望したって。
書く意味がわからないとそのときは思った。

でも、今は心の底からここで人生初の個展がしたい。
スマホの画面から作品を見てもらうんじゃなくて、実物をたくさんの人に見てほしい。

お金がもらえるなら、勉強できるならどこでもいいという、テキトーな気持ちは今のあたしにはなかった。

メールを送った時間は土曜の夜。
返事まで時間はかかるかもしれないが、どうか思いが届くといいなあ。

さあ、それぞれから結果が出るまでに他のことをするか。

……決めることやることが多すぎて、なにからやろう?

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