地頭力を鍛える、とは。
「思考停止は思考力の低下という大きな問題を引き起こす」という主張は一見それっぽく思えますが、眼前に浮かぶ問題がネット検索で解決できることであれば、やはり単に検索するだけでよいと考えられます。
この記事はマナビジネスさんの動画を視聴して書きました。
問題解決の第一歩としては、問題を適切に「切り分け」することが重要だと考えます。「インターネット検索によって解決すべきか、自己の思考によって解決すべきか」という二者択一の問いを自問自答することを指します。また、人に尋ねる、AIを利用するといった第三の選択肢も考えられます。
ものごとを全体観で見る、については、一般的にはその構造を抽象化し、理解するという過程を指します。
常に「なぜ?」という疑問を抱く、については、バグ解析のような技術的な問題解決においては非常に重要な手段です。しかし、現実の問題に対しては、特に重要な問題でない限り、私は実践はできていないように思います。
自分なりの仮説を持っておく、については、バグ解析においてしばしば行ってしまいますが、結論ありきの状況に陥りやすく、注意が必要です。別の例だと「ナントカ銀行のシステム障害の原因を想像し、それを議論する」というようなことをして遊んだりしていたことはあります。
いずれにせよ、エラーメッセージ程度の情報があれば、ネットで検索するのが最も効率的であることが多いです。結局、問題解決のための手段は状況によって変わるのだろうと思います。