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アメリカ:マルコ・ルビオ上院議員が『普通のカトリック信者』の力を強調

US: Senator Marco Rubio emphasizes the power of "ordinary Catholics"

「現在の共和党は、多くのカトリック信者を含むあらゆる人種や民族の男女によって活気づけられている」 とフロリダ州選出のマルコ・ルビオ(Marco Rubio)共和党上院議員は、11月7日にEWTNで放映されたレイモンド・アロヨの番組『ザ・ワールド・オーバー(The World Over with Raymond Arroyo)』のインタビューで語った。

ルビオは、彼らはウォール街やワシントンのエリートではなく、生計を立てている人々だと指摘した。「彼らは仕事の前ではなく、仕事の後にシャワーを浴び、家族を養っている。それが私たちの党の核心だ。これこそが共和党の核心であり、上院と下院での大勝利と過半数獲得に導いた連合組織である」と政治家は述べた。

ワシントン・ポスト紙が実施した出口調査によると、2020年には5ポイントのリード(52%対47%)にとどまったトランプ氏が、2024年には15ポイントのリード(56%対41%)でカトリック票を獲得した。また、ヒスパニック系男性では約半数、黒人男性では約5分の1の票を獲得している。

ルビオは、カトリックの信仰は「歴史的に証明され、何千年もの間、成功した社会における真実の価値観の体系を植え付けるものだ」と述べた。同氏は、この体系が現在、激しい攻撃にさらされており、ジョー・バイデン大統領の政権下では、女性と自認する生物学的男性を女子スポーツに参加させる取り組みが行われていると指摘した。学校では、子供や青少年は生物学的性別とは異なる性別を自認するよう奨励されている。

彼はまた、バイデン政権が「中絶クリニック前の平和的デモ参加者を選択的に訴追し、彼らはアメリカの主要都市に放火した暴徒よりもひどい扱いを受けた」と非難した。

両親がキューバから移住してきたルビオは、ヒスパニック系のアメリカ人からのトランプ支持の高まりについて聞かれ、「ほとんどの人にとっての第一のアイデンティティは、民族や肌の色ではない。したがって、人々の懸念は物価や暴力であり、しばしば不法移民と結びついている」と答えた。彼の見解では、南部国境を越える不法移民を制限するトランプの計画は、大多数の有権者の支持を得ている。さらに、ウクライナ戦争終結の問題も有権者にとって重要であると付け加えた。

1971年生まれのマルコ・ルビオ上院議員はキューバ移民の家系。政治活動に加え、2008年から2009年までフロリダ国際大学で政治学を教えていた。コーラルゲーブルズにあるリジューの聖テレーズ教区に所属するカトリック信徒である。同じく政治家のジェブ・ブッシュ(ジョージ・W・ブッシュ元大統領の弟)も同教区の信徒である。ルビオは1996年に結婚し、4人の子供がいる。

Miami/ Fr. jj

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