見出し画像

くもんの本来の良さとは?

くもんは、国内に1万5000以上の教室があり、生徒数は130万人を超える。おそらく国内最大の学習塾だろう。実際、子どもがくもんに通っている、あるいは過去に通っていた人もかなり多いはずだ。

学習の基本はプリント。1枚に両面で20問ほどの問題があり、繰り返し解くことで計算の正確さとスピードを身につける仕組みになっている。また、教材にはA(小学1年)、B(小学2年)…H(中学2年)とアルファベットがつけられ、学年ではなく学力に応じて進めるのが特徴だ。

ただ最近、この「アルファベットのレベル」をステータスのように考える保護者が増えている気がする。レベルを上げることばかりを意識しすぎると、公文式の本来の良さである「正確性」と「スピード」が後回しになってしまう。せっかくの優れた学習法なのに、それではもったいない。

いいなと思ったら応援しよう!