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お金を借りるとは…

こんにちは。
かいです。

今回は「お金を借りること」について解説します。


※この記事は約8分で読み終わります。


【この記事を読んでわかること】
✅借金とは
✅借金の種類について
✅良い借金と悪い借金について



お金を借りたことはありますか?

皆さんはお金を借りたことはありますか?


ちなみに私はあります。

その借金とは「奨学金」ですが…



おそらくこの記事を読んでる多くの方が、借金をしたことがあると思います。

例えば、住宅ローン・奨学金・自動車ローン・分割払いなど…



たしかに「言われてみると借金してる!」という人は多いことでしょう。

日本人は「借金=悪」と思いがちですが、意外と借金という認識なく借りてることもあります。


今回は「借金とは何か?」ということをまず理解し、そのあと「借金がすべて悪いものではない」ことについて解説します。



借金とは

借金とは文字通り「お金を借りること」です。

借金には無利子型と有利子型の2種類あり、そして借りる方法も無担保型と担保型の2種類あります。


無利子型・有利子型

借金には無利子と有利子の2種類あります。

民法上基本的には無利子ですが、当事者間が同意した場合に有利子となります。
(※ただし利息制限法や出資法の範囲内)


無利子の例は、親や友人からお金を借りる。
有利子の例は、銀行・消費者金融などからお金を借りる。


無利子の場合は借りたお金のみを満額で返せば大丈夫ですが、有利子の場合は借りた金額に利子分を上乗せして返さないといけません。


なんで借りたお金以上に返さないといけないの?」と思う人も多いと思います。


実は私自身も昔はそう思ってました。

しかし今は「しょうがないな。むしろ借りれたことに感謝しよう!」という風に気持ちが変化しました。


なぜなら「お金を貸す」ということは、貸した側は貸している期間中そのお金を使うことができなくなるからです。


もし皆さんが10万円を友人に貸している間に欲しいゲームが発売されたらどうしますか?

「貸した10万円があれば買えたのに…」

ときっと思うことでしょう。


つまり貸している間は貸主は機会損失が常に起こっているのです。

そのため借りてる側は「貸してくれてありがとう!」という感謝の気持ちを持って、その感謝分の利息を払うべきなのです。



無担保型・担保型

また借りる方法も2種類あります。


【無担保型】

無担保型とは借りる人の信用のみに基づいて、お金を借りることです。


無担保型の特徴

無担保型の場合、貸した側はお金が返済されないリスクも大きいので利率が高めです。

また個人の信用のみが判断の材料のため借りられる金額は少なめです。


無担保型の例
キャッシング・リボ払い・分割払い(3回以上)


【担保型】

担保型とは借りる人の信用だけでなく、物や権利などを担保として提供することにより、お金を借りることです。


担保型の特徴

担保がある場合、貸した側は取りっぱぐれることが少なくなるためリスクが低くなり、それに伴い利率も低めになる。

個人の信用以外に物の価値にも評価が及ぶので、大きな金額を借りることができる。


担保型の例
住宅ローン・自動車ローン・質屋での借金など


以上が「借金とは…」でした。

次に「良い借金と悪い借金」について紹介します。



良い借金・悪い借金について

ここでは「良い借金」と「悪い借金」の違いを定義づけして説明します。


【良い借金】

良い借金とは、将来的に大きなリターンが見込めるものに利用する借金のことです。


例:奨学金・投資用不動産担保ローンなど


奨学金なら学問を学ぶことによって将来活躍できる可能性を広げる自己投資として位置づけられます。

不動産担保ローンなら、借りた金額以上に稼ぐことができたらその差額分得をするという事業投資として位置づけられます。


良い借金では今ないお金を借りることでレバレッジをかけることができます。

レバレッジとは…
レバレッジとは「てこの原理」のことです。
少ない資金で大きな利益を得る際に利用されます。


【悪い借金】

悪い借金とは、借りることにより将来的にリターンどころかむしろ自己負担がかかる借金のことです。

悪い借金は多くの場合、その場しのぎのためにやむを得なく借りるものに多いです。


例:キャッシング・リボ払い・分割払い(3回以上)・自動車ローン・住宅ローンなど


悪い借金で提示した例は全て「利率が高い」or「返す金額が膨大」のどちらかです。


キャッシング・リボ払い・分割払いの利息は約5〜18%(年率)ほどです。

銀行預金の金利が0.001%(年率)なので、単純に比較すると5000倍〜18000倍となります。😇


また利率が低くても借りる金額が大きければ、返す金額も膨大となります。

住宅ローンがその典型です。

3000万円の土地・戸建を買って金利が1%(年率)だった場合、単純計算で年間30万円の利子が発生します。


皆様はどう思いますか?!

自分はこのことを知った瞬間、「マジか…、この手の借金は絶対にしない‼️」と心に誓いました。



補足

悪い借金の例で「住宅ローン」を挙げましたが、人によっては良い借金の場合もあります。


例えば…

①買った金額より高く売れるため自己負担がない
②老後に備えて家を確保するため


①の場合「借りることにより将来的にリターンどころかむしろ自己負担がかかる借金」に該当しないので良い借金となります。


②の場合は若干特殊です。

たしかに「自己負担がかかる」点では悪い借金です。

しかし老後の住処を確保するという点では「合理的」かつ「やむを得ない」です。


【背景】
高齢者になるほど賃貸住居を借りづらくなります。
理由は、「安定した収入が見込めない」「事故物件になるリスクがある」からです。




まとめ

お金を借りるとは上手に利用すればレバレッジが効き、自分自身にとって大きな味方となってくれますが、逆に下手に使うと身を滅ぼすほどの脅威となります。


「この借金は良い借金なのかそれとも悪い借金なのか」ということを考えながら、お金を借りましょう‼️


最後までお読みいただきありがとうございました😊

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かい@米国株投資家
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