あ、仕事で熱くなれてないなと思った瞬間

はい、今日は性にも合わず暑苦しい話をしていこうと思います。

まさに"あつくるしいぞう先生"並みに暑苦しい話です。


これ伝わる人いるのか

会社員の方でも、フリーランスの方でも日々なんとなく目の前の仕事を進めてしまっているなんてケースは多いはず(自分もまさにそうでした)

そんな方々にちょっとした気づきを与えつつ
自分の仕事、延いては人生そのものに向かい合うきっかけになれば嬉しい限りです😌

※いつも長く書きすぎるクセがあるので、今日こそは短めにまとめます、多分。。。


キッカケは部活の後輩の試合を見たこと


はい、意外かもしれませんが自分は大学までずっと部活漬けの日々でした。
中高はサッカー部、大学はラクロス部でした。

まぁ中高までは多くの人が部活に入るものですし、
"普通に部活頑張ってる学生"
くらいの感じでした。

別に全国大会を目指すレベルとかってわけでもなく、
学校活動の一環としてやってくらい。

ただ、大学での部活生活は一変して超ガチ中のガチ。笑

・毎朝4時半起きして朝7時から練習
・日中も授業を抜け出して自主練や筋トレに励む日々
・練習も全て動画を撮影して後から振り返り

といった感じで、まるでプロスポーツ選手みたいな生活を送ってました。笑
今振り返ってみればよくやってたなって感じですが、
その甲斐もあってか関東ベスト4は当たり前の強豪校でした。

※ラクロスは圧倒的に関東圏が一強なので、実質的には早慶に次いで全国トップ4くらいの実力にいるほどでした。


で、まぁ頑張ってた自慢、成績がすごかった自慢はどうでもいいんですが
当時のことを振り返ってみると

・本当24時間365日何かしらラクロスのことを考えていた
・チームの勝敗や、もしくは自分個人のポジション争いで常に一喜一憂
・勝利のために本気でチームメンバー同士で罵倒し合う

などなど。

多分大学の部活生活の中で10回以上は号泣してると思います。笑

もちろんそれまでの人生でも中高の部活や受験で一生懸命頑張ってきたことはたくさんありましたが、
こんなにも時間の全てを懸けて、こんなにも感情が動いたことは無かったわけで、本当に何事にも変え難い経験でした。


未だに写真フォルダに当時の写真も残ってたりします。笑

と、まぁ何とも美しい思い出なわけですが、
引退後は膝に重篤な怪我をしたこともあってラクロスからは完全に離れてしまって、後輩の試合を観に行く程度でした。

さらにコロナの影響もあって試合を観にいけなくなったり、
その間に直接関わった後輩も引退してしまって、いつしか試合を観に行くことも無くなってしまいました。


ただ、つい先日久々にライブ配信されていた後輩の試合を見る機会がありまして。
年に1回しかない全国ラクロスリーグの関東準決勝でした。

勝てば決勝進出
負ければそのまま今年の活動は終わり(=4年生はこの試合を最後に引退)

といったものでした。


結果は1点差の惜敗。
延長戦になって、最後はVゴール(先に1点を取った瞬間勝者が決定する)で結果が決まりました。

敗北が決定した瞬間の選手には溢れんばかりの涙。
しかし彼らに後悔の表情はなく

「やれることを最後までやり切った」

と言わんばかりでした。


そんな彼らの姿を見て、自分たちが引退した瞬間のことを思い出しまて。

関東決勝で相手は早稲田大学。
1年生の頃から早稲田はずっと因縁のライバルで、
そんな早稲田との試合は4年間の集大成とも言える一試合でした。

結果は1点差で敗北。
全力でやり切って全てを出し切った試合で後悔は何一つありませんでしたが

「あ、これでずっと全てを捧げてきた4年間が終わっちゃうんだ」

という悲しさや虚しさを感じたのは今でも鮮明に覚えてます。


当時はその虚しさや喪失感、もしくはその後の卒業研究などでゆっくり振り返る時間もありませんでしたが、今になって冷静に振り返れば

「こんなにも生活の大半をかけて熱くなれる時間ってかけがえのないものだな」

って非常に強く感じるわけです。


今そこまで熱くなれてるものってあるの??


はい、とまぁ思い出話だけしてもオ○ニーにしかならないので
今の話をしていこうと思います。

今そこまで熱くなれてるものってある??

って話なんです。


少なくとも自分は社会人になってから
1年半くらい前までは全くありませんでした。

前職の会社員時代も、独立して今の仕事をやるようになってからも
目の前の仕事は一つ一つ丁寧に一生懸命やってきましたが

別にその仕事に対して熱くなることは無かった

って感じです。

もちろん仕事はスポーツとは別物で、
熱くなることもなく淡々としっかりこなせば十分って話もあると思います。

確かに一つ一つの業務単位では冷静に着実にこなしていけばいいんですが、
もう少し大きい枠で見たときに、仕事を通して何かの目標に向けて熱くなれている状態じゃないことにずっと違和感を感じてきました。

「絶対に5年以内に上場する!」

「FCの店舗展開を全国100店舗実現する!」

「売上成績で社内1位を取る!」

みたいな感じで、目標そのものは何でもいいと思うんですが
何かしら熱くなれる目標がない状態は
大学までずっと熱苦しい生活を送ってきた自分には物足りませんでした。


そんな自分ですが、1年半ほど前にポーカーに出会って
久々に本気で熱くなれるものを見出すことができました

部活時代のように負けて泣くことはないですが、
勝って叫び回ることや、終盤まで勝ち残った時の独特の緊張感には変え難いものがあります。
(大きいお金が動くことも要因にありますが、必ずしもお金が要因ではない気がします)

徹夜して勉強に勤しんだり
1回何万もするコーチングをつけたり
大会に出るために海外まで飛んだり

ここまで必死になれるものに出会ったのは久しぶりで
性質的に部活と異なる部分は多々ありますが、それでも部活時代のそれに近しい充実感はあるわけですね。


ポーカーそのものは個人競技ですが
こんな感じで青春っぽい(?)側面もあります。笑


とまぁポーカーにハマって、充実してきたのはそれでいいし
今後も継続的に頑張っていければいいんですが


そろそろ仕事においても熱くなれるものが欲しくない??


ってのを最近常に感じていることになります。

特に自分の場合は性格的に、先ほど掲げたような

「絶対に5年以内に上場する!」

「FCの店舗展開を全国100店舗実現する!」

「売上成績で社内1位を取る!」

みたいなのを自ら見出せるタイプではなくて、
その背景もあって熱くなれるものを見つけるのにずっと苦労してきました。

もちろん仕事は部活やポーカーみたいに一発勝負の世界ではないので
それらと同じ熱さや緊張感を求めるのは難しい部分もあると思いますし

熱くなりすぎるよりも、冷静に仕事をこなした方がいいシチュエーションは多々あると思います。笑

ただ、仕事を通して必死になれる目標を持つのは
仕事の充実度を上げる上で非常に重要だと思います。


そういった自分発見も兼ねて今は北海道に来たり、こうしてnoteやYouTubeをやっている部分もあります(え、そうなの)

やっと最近ではそれが見えつつあって、実際をそれを形にするために
最近では外部CFOサービスなどの新しい取り組みも開始しました。

もっと詳細に形になったタイミングでnoteやYouTubeでお話しできればと思うので、こちらの詳細は今は伏せておきますが

独立して3年くらい経ってやっと見えてきたので、まぁそれくらい仕事の意義とか目標を見出すのって難しいなって感覚です。

特に会社員の方なんかはどうしても、目の前の業務に忙殺されたり
仕事そのものも上から降ってくるベースになってしまうので

何となく目の前の仕事をこなしていて、
そもそも仕事の目標とか考える余地もないってケースは多い
と思います。


必ずしも仕事に目標を見出して、必死に頑張らないといけないってわけでもないですが

疲弊し切ったような顔で満員電車に揺られて、生活のために仕事に行って
「自分も昔は〇〇を頑張っていて…」
なんてぼやいているおじさんを見るとね、まぁうんって感じです。



そうならないためにも、今目の前で必死になれるもの、熱くなれるものを見出したいよねってお話しでした。

偉そうに語っていますが、自分もいつしか気付けば何となく目の前の仕事をしている瞬間があって
そんな自分に警鐘を鳴らしてくれるキッカケがあったの今回はご紹介させていただきました。

(おわり)

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