ライティングでTTPは厳禁って話
さて、半分思いつきで書き始めた徒然noteも気付けば3本目ですね!
基本的にはゆるゆると書きたいことを書いていくまでですが
今回はライティング的な、少し真面目な話をしていきます(多分🥺)
と、言う前置きは見事に裏切るようにまずは
最近死ぬほどハマっている趣味についてちょっとばかり。
ゼルダの伝説の新作に死ぬほどハマってしまって
仕事の時以外は寝る間も惜しんでSwitchにいそしむ日々を過ごしてます。
特になんといってもこのフライングマシーン。
これのためだけに必死にゾナニウム集めて、バッテリーを最大まで拡張してました。笑
本当はギミックを攻略して登っていく空島を
このフライングマシーンですっ飛ばしていくのは、
世の中結局は資産と知識ゲーだよねって縮図みたいでした、ハイ(無理やり)
で、まぁこうやって何かにハマるとそれに関する
YouTubeの動画をアホほど見ちゃう訳じゃないですか。
YouTubeさんのアルゴリズムは大変賢いので、
トップ画面のおすすめにゼルダ関連の動画がたくさんレコメンドされてくるわけですが、このサムネを見てるとあることに気付いたんです。
それは
同じようなフレーズが複数の動画で使われていた
ってことなんです。
具体的には
あたりですね。
なんかこうして見ると、コピーライティングを部分的に勉強した感がスゴくて。笑
YouTubeの動画のサムネ程度であれば、似たようなものが乱立していても
まぁいっかって感じなんですが
これがLPやLINEコピーの場合、結構由々しき問題になってくるなって感じで
これについて今回は書いていきたいと思います。
はい、ここから結構真面目な話をします🙂
ライティングでTTPは厳禁
はい、まずは知らない方のためにTTPについて簡単に解説しておきます。
ちなみに環太平洋パートナーシップではないです。それはTPP。
TTPとは「徹底的にパクれ」の略で、ビジネスなどにおいて
自分であれこれ考えるより、上手くいってるモノをパクれってことですね。
上手く行ったビジネスモデルを他のビジネスにも流用したり
SNSが伸びている人の要素を分解して、それを再現するとか。
こういった感じで
TTPは既に上手く行ってるものを真似することで成功確率を高める、
ビジネスにおいては重要なスキルでもあるんですが
ライティングにおいてはTTPは厳禁です
まぁ正確には厳禁ってことはないんですが、
やり方をミスると逆効果になるリスクがあるよってことです。
今回の主題はこのライティングに潜むTTPのワナについてです。
まずは先にライティングにおける、正しいTTPを簡単に解説した上で
ライティングにおける間違ったTTPについて深堀していきたいと思います😌
ライティングにおける正しいTTP
ライティングにおける正しいTTP、それは
売れている文章の構造を真似する
ってことです。
構造って言われると小難しい感じがしますが意外とシンプル。
例えばLPであればPASBECONAの法則みたいに
みたいな一連の流れですね。
LINEの配信であれば、1日目にこんな配信をして、2日目にこんな配信をして、、、って感じの流れです。
これ自体はうまく行ってるものをパクればいいと思いますし、
実際パクれるように構造化したのがPASBECONAの法則だったりするわけで。
さらにちょっと難しい話をすると、その文章に含まれる要素もパクるべきポイントです。
この要素ってのは例えば
みたいな、こんな感じですね。
この構成と要素を上手くパクれると一気に文章として
再現度や完成度が高くなり、結果として成果の出る文章になるわけです。
自分もLINEの文章に関して、うまくいく要素や構成をパターン化してますし
自分自身の過去のやり方をパクりやすいように整理しているわけです。
実際こんな感じでテンプレートにして、いい意味で毎回作業ゲーにしてるわけですね🙆♂️
ライティングにおける間違ったTTP
さて、ここまではライティングにおける正しいTTPについて話しましたが
では打って変わって、ライティングにおける間違ったTTPとは何か。
それは
表現をそのままパクってしまう
と言うこと。
これこそが冒頭で紹介した
みたいな表現がありふれちゃってるって話です。笑
LPだったら
「こんなお悩みありませんか?」
とかですね。笑
LINEの文章だと
・【緊急】【重要】
・「個別にメッセージしてます」
とかですかね。
明らかに内容が全員向けなのに、"個別でメッセージしてます"は
逆に違和感半端ないやろと。笑
こんな感じの、表現そのものをパクるのは基本的にはやめた方がいいです。
著しく文章の開封率や精読率を下げるリスクがあるからですね🥺
それはなぜかというと…
①見慣れた表現に人は見向かないから
当たり前っちゃ当たり前ですが、見慣れた表現に人は特に目を引かれることはありません。
見慣れない表現で、意外性や新規性があって。
だからこそ、人はその見出しに目を引かれて、
その文章を開封して、続きを読み進めるわけです。
どこでも見るような、日々誰もが使うような表現を見ても
人はそこに見向かないわけですね。
(もちろん純粋に読み手の気になるトピックやベネフィットにフォーカスできていれば自然とその文章は読まれます)
②その表現の正しい使い方をできていない可能性があるから
これは特にパクる際全般で注意しないといけないことですが、
そもそもパクリ元の意図を正しく理解できてないと意味がないってこと。
これはちょっと具体例を出しましょう。
例えば先ほどのゼルダの動画のサムネの
「知らないと損する」
ですが、この表現を使う場合はその先に
みたいなことまで、読み手になんとなくでもいいので伝わらないといけないわけですね。
「知らないと損する」であれば
「これを知らずに、武器を無駄に消耗してないですか!?」
「これやってないだけで、作業時間が8割も軽減!!!✨」
とかですかね。
この「これ」が分かりやすいようなデザインにしておくと
サムネとしての完成度は尚更高そうですね。
まぁ別にただのゲーム解説動画ですし、そもそものゼルダ人気で再生はつくみたいなので、そこまで詰めてサムネを作る必要はないと思いますが
CVRなどを細かく扱うLPとかLINEライティングでは、この辺の細かい拘りが重要になってくるわけです。
当然ですが、あなたの書いた文章や表現を読むのは
一人の人間なわけで、違和感のある表現を使っても響きません。
安直に
(人間って損失回避思考があるし、「損する」って入れておけばいいでしょ)
みたいな感じで流行ってる表現をパクっても
その文章や表現は誰にも響かないわけですね🥺
なぜその表現を使うのか
その表現を読んだ人はどんなことを感じるのか
そんなことを考えていくと、なんとなく流行ってる表現をパクるのではなく
その文章やテーマに応じた適切な表現の選定が必要になってくるわけですね。
(これが実は"要素をパクる"にもつながってきます)
はい、と長くなってきてしまったので今回はここまで!
確かにビジネスにおいて
TTP:徹底的にパクる
ということは重要ですし、それはライティングにおいても同じです。
しかし、パクり方をミスるとそれは逆効果になる可能性すらあるので
正しいパクり方を知った上で、間違ったTTPだけはしないようにしていきましょう😌
(おわり)
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