京都市バスの今年のダイヤ改正にかかるプレスリリースが個人的激アツな件について


朝からテンション高めなタイトルですいません(笑)
Xで、今年の京都市バスのダイヤ改正にまつわるポストを見かけて「!?」となり京都市交通局のプレスリリースを見に行った結果、「うおおおぃこれマジかよアチィな????」となりまして。


なんでここまでテンション上がってるかというと、プロフィールにも書いてる通り僕京都出身なんですが、小さい頃に漢字を覚えるきっかけがバス停の停留所名からだったくらいに京都市バスが好きなんです。
当時はどこからか貰ってきた路線図を指でなぞりながら暇つぶししていたので、主要路線の停留所はある程度ソラで言えたりした時期もありました。車内運賃表LCDの区間を跨いで運賃表示が変わる瞬間のドキドキ感も好きやったし、今はほぼ絶滅危惧種となっている方向幕がウィーンと変わっていくのを見るのも好きでした。あとは音声放送のマネもしたり(笑)

高校生の頃は、受験生の時期に当時未開拓だった南の路線を中心に色んなバスに乗っていました。(乗り鉄ならぬ乗りバス)

京都を離れて結構経ちますが、それでも市バスにはそれなりに思い入れがあって、今回のプレスにはいたく感動したのです。


誰も興味ないと思いますが、とりあえず個人的にコレはアツい!!と思った改正ポイントを列挙していきます。

ちなみにリリースノートのPDFはこちらから見れます↓



・快速系統の復活と新設

プレスでは「新設」と書かれていますが、その実昔走ってたけど廃止になって、再び復活した系統が結構あったりします。その内のひとつが快速系統の新設(復活)。

個人で市バスの系統についてまとめられたwebサイトがあるんですが、

ここを見れば、僕が生まれる前に走っていた系統や、小さい頃に乗っていた懐かしの系統の歴史も見れるって寸法。


そして、肝心の復活系統は…

・快速5
・快速6(系統表示としては臨表記)
・快速9

の3つ!

特に快速5系統については、小さい頃に何回か乗ったことがあるバスだったので、ここにきての復活が嬉しい!(2001年に廃止されていました)

あと純粋に読んで字の如く新設された快速系統もあります。それが快速93系統。
かつては特93系統というのがあったんですが(途中で85系統に統合)、快速系統は初だと思います。嵐山方面から錦林車庫への一方運行になるようです。



・洛西エリアの西系統に遂に新番が登場

桂駅周辺を起点として、洛西エリアを走る西系統。
現在は統合された西7を除いて、1〜8の番号で走っています。
そこになんと、20年ぶりに9番(西9系統)が割り振られ、新系統が増えることになりました!
厳密には西2系統のパターン違いである特西2系統と臨西2系統の統合系統であり、それぞれが担っていた大原野エリアを運行し、阪急洛西口やJR桂川駅と結びます。



・楽洛系統の復活とリニューアル、新設

かつて観光系統として走っていた「楽洛ライン」。
100・101・102系統の3つから始まり、その後急行系統として103・104・105・106・110・111が加わりました。
しかし、統合やコロナ禍による利用者数激減に伴い、2022年までにこれらが全て休止→廃止への道を辿ってしまいました…
それが今回、装い新たな「楽洛ライン」として復活&リニューアルされました!!これ見た時めちゃくちゃ嬉しかった…!

今回復活するのは、

・100系統→観光特急EX100として復活
・101系統→観光特急EX101として復活
・102系統→区間急行102として復活
・105系統→伏見・竹田エリアの急行系統だったのを、岡崎エリアに置き換えて復活
・106系統→祇園エリアで走っていたものを、臨206系統の番号変更という形で復活

この5系統になります!
100〜102系統については、僕が最も馴染みある楽洛系統(103系統以降は僕が京都を離れてからできた)だったので、復活して嬉しいです。

また、新たに楽洛系統として109系統が新設されます。なんと北大路バスターミナルから嵐山を結ぶラインです!!!臨時便であったものが定期運行に昇格したもので、これはアツい!!
ぜひ乗ってみたいと思っている系統です。


・長年の時を経て系統番号復活

かつて存在していたけれど、統廃合を経て無くなった系統。それが今回の改正でいくつか復活することになりました。

・17系統→7系統に変更
・73系統→23系統に変更

これら2つは、京都バスでも同じ番号が現役で走っており、観光地を走っているためそれらとの混同を避けるために変更されるそうです。

7系統は初代は1928年とかなり歴史のある系統で、8代目が1981年に廃止されて以来43年ぶりの復活となります。すごい…
23系統も1988年に統合廃止されて以来36年ぶりの復活ということで、こちらも歴史を感じる復活です。

ちなみに23系統という番号はそれはそれで京都バスの現役系統と番号被ってはいるんですが、あっちは岩倉〜四条河原町を走るエリアで、今回変わる市バス旧73系統の区間(京都駅〜洛西BT)とは被らないので大丈夫だろうという判断で変えたんだと思います。


しかしこれらさらに上回る年数を経て復活した系統があります…それは53系統
1969年に廃止されたこの系統は、今回特205系統の区間延長と番号変更という形で、54年ぶりの復活になるんですって。こりゃすげえや。


こんな感じで僕が生まれる前に走っていた系統が、ルートを変え、番号変更という道を辿りながらも復活したことが今回のプレスで1番感動しました。


その他には、実はずーーっと変わらなかった「竜安寺前」バス停の竜が“龍”に変わったり、西系統では2つの系統をあるバス停を境に連続して運行するようになったりと、面白い改正があったりします。もちろん、そもそもの話である時刻に関する改正もちゃんとあり、地下鉄の乗り換えを想定した連絡しやすいダイヤや時間帯による運行間隔調整で、利便性の向上を図るとのこと。


観光客で多く溢れるようになってから、積み残しが発生し、一般市民もなかなか乗れないというニュースを見たりして、バス好きの僕も「流石にちょっと…」となっていましたが、今回の改正で改善されるといいなあ。

2日乗車券などでまた色んな路線を乗り回さないとなあ…1泊2日で旅するかぁ、とワクワクさせられたダイヤ改正のお話でした。


マニアックな話を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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