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ポケカに釣られて子どもが坐禅をした話
こんにちは。かいです。
2歳の娘が私の事を嫌いのようなんですが、どうしたらよいでしょうか。笑
皆さんはいかがお過ごしですか?
ポケカからの禅体験
うちの父もお坊さんですが、どこの家庭とも同じように孫と仲良くなろうと必死です。ある日、ポケモンカード(以下ポケカ)に夢中な上の息子に、ポケカをエサに坐禅をさせようとしていました。
その瞬間、息子の頭の中で煩悩との戦いが始まります。心の葛藤は一瞬で決着し、彼は無言のまま本堂へ向かいました。少しは悩めよ!笑
息子はじっとしていられない性格なので、初めての坐禅は厳しいだろうと思っていました。しかし、じいちゃんに怒られながらも頑張って坐る姿に感動。陰ながら見守っていましたが、坐り始めて早々にじいちゃんに話しかけたり、背中も見たことがないくらい曲がっていたりしました。それでも10分間坐り続けたこと自体が、大きな成長です。素敵だぞ!
私も昔、おじいちゃんに「おもちゃ屋さんに連れて行ってあげる」と言われ、代わりに坐禅をさせられたことを思い出しました。懐かしい気持ちがこみ上げます。このポケカへの欲望を通じて、自分自身への気づきになっていれば親としても嬉しいですね。
「煩悩も、悪くないじゃん…」
子ども×煩悩 動機が不純でもいいじゃないか
煩悩は仏教の教えでは苦しみの原因だと言われています。欲望はない方が苦しみませんよ。と考えることもできるんですが、自分自身を理解するためには煩悩も必要なものなのではないでしょうか。
ポケカがほしいという欲望から坐禅をするように、子育てをしている中で同じようなケースが必ずあります。たまには動機が不純でも子育ての中で彼ら自身も何かしらの気づきを得るはずです。
煩悩があってもいいじゃないか。子育てでは煩悩もうまく味方につけよう!
終わりに
ポケカはキラキラカードがなく、静かに膝から崩れ落ちていました。どんまい。