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みんなが知ってる春木開 みんなが知らない春木開 第五章



"楽な方にばかり逃げるから
いつまでたっても楽にならない"

上司の言葉を胸に
僕は立ち向かう人生を歩むことにした。

上司の言葉に火をつけられて、とにかくがむしゃらにやってみようと思った。
知識もお金も人脈もない。そんな僕が勝負できるところは「量」しかない。受験勉強の経験が自分に教えてくれていた。

それから、人が休んでいるときに働き、人が遊んでいるときに働き、人が働いてい るときはもちろん働き、人が終電まで働くときは始発まで働いた。休みなんて一日も
なかった。

"人と同じ行動をして人と違う発想は生まれない"

人と違った仕事のやり方をしないとと思って
自転車に乗っている子には
自転車を走って追いかけたりw
コンビニに入る子にはなけなしのお金で
タバコを買ってあげたり
改札で電車に乗る子には一緒に電車に乗ったりとにかく人と違う事に拘った

完全歩合の仕事だった為
1日12時間毎日働いた初月の給料はなんと0
2ヶ月目の給料は1800円くらい。
それでも嬉しかった。
そこから
少しずつ結果が出てくるようになった。

人の成長ほど曖昧で
目に見えにくいものはなくて
数字なら、数字が客観的に表現してくれるから良いが数字にならない成長過程もある。
例えば、コミニュニケーション能力もだしプレゼン能力もだ。
それらは後々フォロワー数とか視聴者数とか成約数とか数字にもなって帰ってくるパターンもあるが、臨界点を超えるまで人の成長は数字化できないことが多い。

そんな時、変化を感じられないと
やる気が起きないという問題が出てきて、たいていの人はそこで辞めてしまう。

 
でも
何事もやり続けると
できるようになるし
できるようになると楽しくなる

うまくできなきゃ楽しくないし
楽しくなきゃ飽きて辞める
それは飽きるのではなくただの'逃げ'


スポーツでも仕事でも勉強でも
結果を出した人ならわかること
圧倒的努力を続けていけば
成長曲線は
なぜかある日を境に一気に上昇する
ある日突然売れる
ある日突然理解できる
ある日突然できるようになる

頑張っても頑張っても変化しない時は
潜在期間
夜明け前が一番暗いように、
結果が出る直前が一番つらい。しんどさを乗り越えたところに、本当の達成感がある。

最も辛い時を強気で乗り越えれば
その先は明るい

イチローも言ってました
『いつの日からか、こんな自分になっているんだ』という状態になって。だから少しずつの積み重ねでしか自分を超えていけないと思うんですよね」と

コツコツ毎日やっていないことは
何にも繋がらない
突き抜けるまでやらないなら
やってないのと同じ
そして、なるべく繰り返す中で、ちょっとずつ改善していくこと、よく考えながら、正しい方向に努力しているか、チェックをすることも大切。

「あれ俺がやってること全然違うのかな?」
と思ったとしても、
それでもゴールテープまで走り切る癖をつけておかないと・・
『なんとかする力』みたいなのが身に付かない。
「ああ、俺向いてない」と思った瞬間に、
パッと手放してしまうと、
その『粘り』みたいな、『なんとかする力』っていうのが身につかない。
こんな俺でも時として自分でさえ
やっぱり気持ちが乗らない時もある。
でも、気持ちが乗らない時でもやると決めたことはやり続けないといけないんだよね。
だから、諦めたくなるような時もあるけど
それでもやることだと思う。
走り切ってようやく身に付く力だと思う。

量からしか質は生まれない

成功を掴む為に向き合わないといけないのは、圧倒的な『量』。

多くの人が『量』から逃げ、
『質』に走るが、
勉強も仕事も量からしから質は生まれない
効率とかって結果を出した人しか見えてこない。
遠回りを嫌がる人は遠回りした分だけ見つかるものが多いってことを知らない
みんな近道ばかり探してるけど
僕はこれからも地道の道を選ぶだろう

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春木 開
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