2/1 （木） PERFECT DAYS

映画、PERFECT DAYSを観た

役所広司演じるトイレ清掃員の毎日の暮らしぶりに、だんだんと父の生活を重ねていた

同じ自販機で買う缶コーヒー
手を抜けない仕事の手順
いつもいく店
ささやかな楽しみ
見上げる木漏れ陽は、父にとっては朝陽と月だろうか

はたから見ると、ごくごく限定された範囲のルーティンだけれど、一日一日、同じではない

ときに認知症ゆえの混乱や困惑の中に生きているであろう父と、劇中の役所広司の笑い方が、なんだか似ていると感じた

冒頭に出てきた蛸の遊具のある公園は、子供のころに行っていたが、当時のトイレはあんなに綺麗ではなく、なんとなく怖くて入りたくなかった
でも、蛸は今より立派だった