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8/24(土) 季節のおたより
実家に人が居たり居なかったりしていると地味に発生するのがお中元問題だ
両親たちは対応できないので、ここ2年は、届いたものを把握して、父の名前でこちらからもなにかを返送していた
レギュラーメンバーは決まっているので、先方から届くのを待たずに手配するべきな気はしたが、クール便で届いたものの適切な保管や、不在票の対応、お礼のご連絡は、父だけでは難しく、わたしか弟が常に滞在しているわけではないので、いっそお中元の習慣自体がフェイドアウトしてくれないだろうか、という煮え切らない気持ちのままに後手に回っていた
同時に、届いたものへのお礼の連絡のやりとりは、父にとっては数少ないよその方との交流の機会にもなっている感があり、やめてしまうことにも、それはそれで躊躇いがあった
そして、父は、お礼の電話を自発的にかけることはできなくても、こちらから促してかけさせれば、一見、特に問題なさそうな受け答えはできてしまうのだ
今年は、ほとんどのものが、父しか居ない時に届き、しかも、そのうちのいくつかは、もし不在だった場合は、こちらから連絡しなければ再配達せず送り主に返送するタイプの配送業者さんだったにもかかわらず、受け取ることはできていた
基本、わたしか弟が居ない期間は父は施設に泊まっているのに、たまたま部屋の空きがなくて家に泊まった日に届いたようだ
クールで届いた明太子も、ちゃんと冷蔵庫に入っていた
ちょっとした奇跡を感じたが、逆にそれはほんとうに奇跡的なことなので、いよいよなにか手を打たねばとも感じ、こちらからお送りする品に、両親の現状を軽くお伝えするお手紙をつけた
さらに、厚かましいのだが、父自身は要介護状態であることの自覚に抵抗があるので、父と話す際には、問題なく生活できている体で話を合わせていただけるとありがたい旨も書き添えさせていただいた