2/27 (火) 救急車
朝食後の洗い物をしていた父が、急に苦しそうに手をついて、座ろうとするも、そのままよろけて倒れ込んだ
もともと心房細動があり、昨年末の肺炎も、心筋梗塞由来かもしれないと言われていたので、嫌な感じがして救急車を呼んだ
救急隊の方に、小さな血栓が一時的に詰まったが、今はまた流れている状態なのではないかと説明され、持病やら薬やらの問診を受けているうちに、父の状態が落ち着いてきたので、大事に至らずそのまま帰れるパターンの場合も考え救急車に同乗はせずに、あとから車で追いかけることにする
そもそも今日は父の搬送先の病院で、母も検診の予約をしており、ちょうど上の子が来てくれていたので、父の付き添いと、母の受診を手分けする
母は骨粗鬆症の定期検診と注射のみなので、そちらを上の子に託す
検査結果待ちの父は、ブドウ糖の点滴を受けているうちに眠ってしまった
結局、父は検査結果的には特に異常はなく、おそらく持病か加齢による一時的な不調で、今すぐ何らかの対処をしなくてはならないわけではないとのことで、今日のところはそのまま帰れることになる
先生からは、今後、父ひとりの時に同じようなことがあって、転倒などしてしまうと、そのまま寝たきりになってしまうこともあるので、そのあたりをケアマネジャーさんと相談してください、とのこと
実は昨夜、父に「明日はお母さんの病院だよ」と伝えた際、「俺は行かなくていいだろう?病院は卒業する」と宣言され、母の検診の結果は聞かなくてもいいのか尋ねると、聞いてもどうせわからないから、先に施設に行っている、と言い出したので、母を理由にせずに、自ら施設に行く意思を見せたことに、たいへん驚いたところだった
ケアマネジャーさんと話し、父ひとりの期間は泊まりの活用を提案いただく
これまでの父だと、昨年末に、入院を断固拒否した例からも、泊まりへの抵抗が想像され、それ自体が本人の強いストレスになることや、スタッフさん方の負担が計り知れないことを考えると、お願いできななかったのだが、施設に自発的に行こうとする今ならできるかもしれない、と、その方向で話を進める
それにしても、上の子がいる時で本当に助かった
両親のダブル受診が可能となったという物理的な面もだが、わたしがテンパり聞き流していた救急隊の方の話を聞いていてくれたり、
次にどう動くかを考え、話す相手がその場にいてくれたりすることが有り難かった
何度も同じ話をする両親への対応も、とても自然で、どこまでわかっているのかよくわからない母から「素敵な子になったねぇ」と言われ、心から賛同した