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1/26(日)そのままにしていたら、朝には空になっていただろう
父は、私たちの着いた翌日は、「子どもが来ているから」と、デイサービスを休みたがる傾向があるので、念のため、施設に預けてある父の昼食後の薬を、予めひとセット戻してもらっていた
今回は孫も居るから尚更だろうと思っていたら、案の定、着いた翌朝は休みたがったものの、送迎スタッフさんが勢いのある方だったので、そのまま気圧されるように車に乗って行った
明日以降、天気が崩れる予報なので、今日のうちに庭の枝と落ち葉を、できるだけ燃やしておきたい
庭の様子も少しはマシになったかな、というあたりで、風の強さに危険を感じ切り上げて、ここへきても、スマホを見るか、万年床で寝ているか、といった状態の下の子に、何かやりたいことはないか声をかける
意外と、料理がしたい、とのことなので、一緒にスーパーへ
普段料理をし慣れていない人は、レシピどおりの材料を買い揃えたがるものなのだけど、こちらとしては食材や空き容器を滞在中に使い切り、かつ処分できるか(ごみの回収日とか、資源回収場に行くタイミングがあるかとか)が気になってしまい、せっかくモチベーションのあがった子どもの意欲を削ぎがちだ
ハンバーグを作りたいそうなので、パン粉は冷凍庫に残った食パンを削って新たに買わずに済ませることにする
ウスターソースも、買ったところで残りを今後使う予定も無いので、家にある調味料を混ぜて代用だ
クッキーも作りたいと言うのだが、父が小麦粉を舐めているかも、という弟情報があるので、ジャストサイズの粉だけ購入
バニラエッセンスは割愛してもらう
クッキーを焼いている途中で父がデイサービスから帰ってくる
「いい匂いがするなぁ」
「これは何かな?」
「ちょっと味見してみようか」
の3段活用を延々繰り返し、日課の散歩にも出ようとしない
仕方ないので夕食前に試食タイム
ハンバーグも何度も「ごちそうじゃないか」と言って喜んでいた
食事も終わって、もう寝ようか、という段になって、残りのクッキーを入れた容器が父の見える場所に置いたままになっていたことに気づき、子どもに回収に行ってもらうと、笑いながら戻ってきた
まんまとつまみ食いしていたらしい