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自己紹介|普通のサラリーマンが、voicyで1.4万人に語り続ける続けるワケ

「今、この瞬間の自分自身を大切にできていますか?」

 同じ世代の活躍を見ながら、「自分は何も変わってないんじゃないか」と焦る。家事や仕事に追われ、気づけば一日が終わってる。家族との時間を後回しにしながら、「今は仕方ない」と自分に言い聞かせる。自分の気持ちよりも、「正しい選択」を優先してきた。
 でも、ふと考える。

 「このままでいいんだろうか?」

 きっと、同じように感じたことがある人も多いはずだ。人生の壁にぶち当たるたび、その思いはどんどん強くなっていく。

 「今、この瞬間の自分自身を大切にできていますか?」

 これは、僕の発信のテーマであり、僕自身の人生のテーマでもある。Voicyという音声配信プラットフォームで、このテーマについてもう5年も発信を続けている。
 なぜ、こんなテーマにたどり着いたのか?それは、「この先、公務員ですら安泰ではない」と確信した瞬間があったからだ。その話はまた後で詳しくするとして、まずは僕のことを少しだけ紹介させてほしい。

プロフィール

ペンネーム:かい
1989年生まれ(ゆとり世代、新就職氷河期世代)
地方国立大学を卒業後、2011年に地方公務員として就職。
2020年6月からVoicyで発信を開始。
「1日5分でマインドフルネス!」という番組を配信し続けて、もうすぐ5年。
累計フォロワー数は1.4万人。
3児の父。

Voicyでは、マインドフルネスや瞑想をテーマに、
「日々の忙しさの中で、どうやって“今”を大切にできるのか?」
そんなことを考えながら、5分間の瞑想タイムとともに発信している。

↓反響の大きかった配信↓

↓たくさんのコメント、励みになっています↓

僕が発信を続ける理由

「ゆとり世代」ももうアラフォー

 1987年4月2日から2004年4月1日までに生まれた世代を「ゆとり世代」と呼ぶ。2002年から2011年にかけて実施された「ゆとり教育」を受けたことが、この名前の由来だ。僕自身、1989年生まれだから、まさにこの世代にど真ん中で該当する。
 さて、ここでひとつ聞きたい。
「40歳の壁」とか「ミッドライフクライシス」って聞いたことがあるだろうか?
 簡単に言うと、中年期ならではの心理的な危機 のことだ。キャリアの停滞感、体力の衰え、将来への漠然とした不安、焦燥感…。この時期に入ると、どうしても「このままでいいのか?」と考えざるを得なくなる。
 そして、僕たち“ゆとり世代”は、まさにこれから、その渦中に入っていく。

「なんとなく不安」は、ゆとり世代ならでは?

 また一部のゆとり世代は、リーマンショックを経た新就職氷河期世代でもある。厳しい就職戦争をくぐり抜け、なんとか社会人になった。だからこそ、「今の仕事を失ったらどうなるんだろう…?」という不安が強い。
 さらに、SNSやYouTubeが台頭し、「好きを仕事にする」という考え方が一気に広まった。それによって、成功している同世代の姿を“間近で見続ける”ことになった。
・会社員のままでいいのか?
 ・もっと自由な働き方ができるんじゃないか?
 ・でも、どうやったらいいのか分からない…

 そんなモヤモヤを抱えている人は、きっと僕だけじゃないはずだ。
 さらに、ゆとり世代はちょうど、バブル世代の上司と、Z世代の部下の間にいる。つまり、価値観も働き方も違う世代の「調整役」になりやすい。
 また、ここから数年で、団塊世代から次の世代への世代交代が一気に進んでいく。これに起因する環境の変化も軽視できない。こういった環境がゆとり世代の「40歳の壁」や「ミッドライフクライシス」をより深刻化させるのではないかと懸念している。

「公務員ですら安泰ではない」という現実

 そんな中で、僕が強く思ったのが、「この先、公務員すら安泰じゃない」 ということだった。人口が減り続ける中で、地方自治体の職員数もどんどん減っている。でも、新しいサービスは増え続けていて、一人あたりの負担はむしろ増えている。さらに、若い世代の公務員離れが進み、地方では「採用試験に応募すらない」なんてことも起こっている。
 総務省の統計によると、全国の自治体職員数は2010年の約290万人から、2022年には約260万人に減少。つまり、この12年間で約30万人分の仕事が、今いる職員たちにのしかかっているわけだ。これって、普通に考えてヤバい。首になることはないが、楽ではない。むしろ年々、負担が増え続ける。
 そして、この「人手不足による負担増加」は、何も公務員に限った話ではない。最低賃金の上昇によって、経営者が人を雇いにくくなり、民間企業でも同じ現象が起こっている。つまり、「働く人、1人ひとりの負担が増え続ける時代」 に突入している。

じゃあ、僕たちはどうする?

 このまま「なんとなく不安だな」と思いながら働き続ける?それとも、自分のキャリアや働き方を見直して、動き出す?
 この問いに対して、僕自身、ここ数年で強く実感していることがある。「未来のために今を犠牲にする」のではなく、「今を大切にする」ことが、未来の選択肢を広げるということ。
 この考え方がなかったら、僕は今でも不安や日々のストレスに押しつぶされそうになっていただろう。
「今、この瞬間の自分自身を大切にすること」
 それが、これからの時代を生き抜くための、最初の一歩になる。そして、今できることを、焦らずに少しずつやっていく。
 では、今できることとは何か?

仕事だけじゃない人生の選択肢を持つ

 これからの時代、80歳まで働き続けることが当たり前になる かもしれない。人生100年時代、定年は延び、リタイア後の人生も長くなる。そんな中で、「どうやって働くか?」だけを考えるのではなく、「どうやって生きるか?」をしっかり考えることが大切だ。
 仕事はもちろん重要だけど、それだけの人生で本当にいいのか?長く働き続けるためには、「自分にとっての理想の人生とは何か?」 を明確にすることが必要だ。家族との時間を大切にしたいのか、趣味や学びにもっと時間を使いたいのか、あるいは地域や社会とのつながりを深めたいのか。何を大切にしたいのかが見えてくると、働き方も変わってくる。「とにかく稼ぐ」ことだけを目指すのではなく、「どうすれば長く楽しく働き続けられるか?」を考えた方がいい。そのためには、仕事の自由度を上げる(リモートワーク、副業、フリーランス)、仕事以外の時間を確保する(家庭・趣味・学び)、理想のバランスを見極める(ただ稼ぐのではなく、どう生きたいか) など、自分に合った働き方を模索することが大切だ。
「どう働くか?」ではなく、「どんな人生を送りたいのか?」を軸にする。これこそが、80歳まで働き続ける時代において、キャリアを形成する上で最も重要なことになるのではないか。

1つの仕事に頼る時代は終わった

80歳まで働き続ける時代で、「この会社にいれば安泰」はない。終身雇用は崩壊し、40代以降のキャリアチェンジが当たり前になりつつある。
 これまでは、「会社に尽くせば、会社が守ってくれる」という考え方が通用した。でも、今は違う。会社がいつどうなるか分からないし、仮に会社が存続しても、自分自身がやっていけるという保証はない。事務職の公務員などは一番キャリアを積み上げづらい仕事の典型だと思う。
 だからこそ、重要なのは 「自分の市場価値を高めること」 だ。会社に依存するのではなく、自分のスキルや経験を武器にする。もし今の仕事がなくなったら?」 と考えたときに、次の選択肢を持てるか?会社の外でも通用するスキルがあるか?そもそも、自分が苦なく続けられる事は何で、どの程度の量までが許容範囲なのか?
 今、この問いに向き合うことが、これからの時代を生き抜くカギになる。

資産を作ることの重要性

 今は「老後2,000万円問題」なんて言われる時代。
本当に年金だけでは暮らしていけないのか、という議論は今後のテーマとすることにして、ここでは掘り下げない。
 いずれにせよ、「お金がない」=「選択肢がない」 という状態になると、精神的にも追い詰められる。そのために大事なのが資産形成となる。
 資産形成というと、多くの人は 「お金を増やすこと」 を思い浮かべるかもしれない。もちろん、それも重要だ。投資や貯蓄を通じて 金融資産を増やしていく ことは、将来の自由を確保するために欠かせない。でも、それだけでは足りない。
 これからの時代、「お金だけではなく、キャリアに繋がる資産を積み上げること」 も同じくらい大事になってくる。それが、「人的資産」「知的資産」 だ。
 たとえば、
人的資産:専門スキル、人脈、副業の実績
知的資産:アウトプットを通じて積み上げた知識・経験
 これらを意識して増やしていくことで、「お金を稼ぐ手段」 も 「キャリアの選択肢」 も広がっていく。今、僕が発信を続ける理由の1つはこれ。まだどのような形で将来のキャリアに結びつくのかはわからないが、この経験と積み上げは、確実に資産になっていると思う。

だから僕は発信する

 ゆとり世代。僕たちは、今、悩むタイミングにいる。キャリアのこと。仕事と家庭のバランスのこと。お金のこと…。30代後半から40代にかけて、これらの悩みが一気に押し寄せてくる。「このままでいいのか?」「何か変えなきゃいけないんじゃないか?」そんなふうに考えることが増えてきた。
 でも、これって決してネガティブなことじゃないと思う。むしろ、人生をちゃんと考えている証拠 なんじゃないか。大切なのは、「考え続けること」。そして、「少しずつでも動いてみること(行動が何より大事!)」。
 Voicyで発信を続けて気づいたのは、僕自身の「軸」を作る手段だったということ。僕も最初は、ただ漠然とした不安を抱えていた。「このままでいいのか?」と自問自答しながら、でも何をすればいいのか分からなかった。
 そんな中で始めたのが、「発信すること」だった。最初は、ただの興味だった。でも、続けていくうちに、「自分は何を大切にしたいのか?」が少しずつ見えてきた。マインドフルネスの発信をしているのも、「今、この瞬間を大切にすること」が、未来を作ると信じているから。そして、「考え続けること」が、自分の人生の選択肢を増やしてくれるから。
 キャリアの正解は、人それぞれ違う。ワークライフバランスの形も、人によって違う。
お金の価値観だって、人それぞれ違う。だからこそ、「これが正解!」と決めつけるのではなく、それぞれが自分に合った形を見つけられるように、考えていくことが大事だと思う。そして、この発信が、そんな「考えるきっかけ」になれば嬉しい。
 僕自身も、まだまだ答えを探している途中だ。でも、一緒に考えて、一緒に学んでいけたら、それだけで意味があると思う。だから、僕はこれからも発信を続けていく。
 キャリア、ワークライフバランス、資産形成、自分とは…。そんな話をこのnoteでシェアしていきたい。
 これからの時代をどう生きるか、一緒に考えていこう。

最後に…

 ここまで読んでくれたあなたへ。

 「今、この瞬間の自分自身を、大切にできていますか?」

 この問いを、これからも一緒に考えていきましょう。

 このnoteでは今、この瞬間の自分自身を大切にするヒント、そして5年間の音声配信の経験で得た発信のコツなどを紹介していきます! (ぜひフォローしてね!)

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