自己紹介-1 私の経歴
初めまして。
2024/4から日系のコンサルティングファームで未経験からシニマネをやってます。
noteの初投稿らしく、まずは自己紹介させて頂きます。
1.学生時代
出身は大阪。
子供のころから絵が好きで、ず~っと美術部でした。
大学進学の際には藝大に進みたかったけど、勉強が得意だったので仕方なく文学部に行くことに。
ただやっぱり絵や芸術が好きで美術史を専攻しました。
そのまま学芸員になって研究者…というルートを当たり前のように考えていたのですが、ある日急に世界が狭く見えて就職する事にしました。
この辺り、ENTJっぽさが出てるかもしれません。
当時はネットも普及しておらず、資料請求ハガキを大量に企業に送る必要があったのですが、遅れて就職する事にしたので一切やらず。
当然資料請求をしていないので、企業からのアプローチもほぼ無い中で少し慌てたのですが、どうにかリクルーターから声が掛った財閥系の総合電機メーカーに来てくれと言われ就職する事にしました。
2.新卒入社の電機メーカー
はっきり言って古い体質の会社でしたね…。
入ってからは完成車メーカー相手に自動車部品のB to B営業になったのですが、ここで初めて気付いた事は、「ヤバ、自分ってシゴデキかも…」って事。
どうも先輩たちとは根本的に考え方というか、見えてる視界や達成目標の解像度が全く違う事がだんだん分かって来ました。
とはいえ、自動車業界のヒエラルキーの中で、サプライヤーの営業の泳ぎしろってあまりなく、あっという間に飽きてしまい、それでも8年働いて「もうこの会社で学ぶことは無くなった」と判断、完成車メーカーの購買職へ転職する事にしました。
3.完成車メーカー
完成車メーカーに入ったばかりの事は、見るもの、景色すべてが新鮮で、物凄くテンションが上がりました。
時代も2000年代中盤で、日本の産業の発展を自動車がけん引していく…という感じでプレゼンスも高かったです。
自分の戦略で1業界がまるっと動く感じだし、今でいう東証プライムの社長さんや役員さんたちともバンバン会話しながら、戦略をまとめていく…みたいな、未来を作っていく仕事にやりがいを感じてました。
自動車部品の戦略を4年くらいで極めたかな…っと思った頃に海外駐在になり、リーマンショック以降の資金が世界中から集まってくる伸び行く中国で、現地生産の企画を建てたりしながら、これまた幸せな5年間を過ごしました。
ただ日本に帰ってからは、正直言ってあんまり楽しかったとは言えなかったです。年齢も役割も上がっていく中で、会社や購買の組織全体にかかわる仕事に携わらせてもらったものの、かつての様な自分で新しい事に取組んでいる感が希薄というか、まあマネジメントなんだから当たり前なんですけどね。
そんな中、電動化の波が加速していき、自動車業界のプレゼンスもどんどん低下、若者がどんどん辞めていき、経営からの期待は大きい一方、ついてくる部下の質が低下していく現状に改善の余地がないと判断、完成車メーカーを退職しようと決め、コンサル業界に飛び込んだのが48歳の春でした。
4.コンサルそして今
元々Big4やIGPIさんなど長くお付き合いをしてきましたし、自分がコンサルになる事に何の違和感もなかったのですが、入ってみると、思った以上に適正がある事が分かりました。
また会社にはやる気のある頭のいい若者が多く、おじさんも若返った気持ちで仕事をやらせてもらってます。
過去の経験を活かし、愛知県の自動車部品メーカーさん相手のプロジェクトを受注、平日は名古屋に住みながら若いメンバーを率いて仕事を楽しんでます。