今後を祈りながら
初セーブから2日が経って、今でも写真を見返しては「本当に神宮で初セーブか」と感慨深いものがあります。さて、今回はそんな一戦を現地で見た感想?文です。お付き合いください。
結論から言えばあの活躍は必然的なものでした。いや、盲信とかではなくて…。前回のnoteに「同じ轍は踏まない」という一文を入れましたが、それを書いたのには訳がありました。大学時代からプロに入るまで、甲斐野投手は熱心に自分のことを研究し、他から吸収できることすべてを吸収しようとしていました。ちょうど今行われている大学野球の日本代表選考合宿では「あいつの変化球の握りが俺と違くてさ!!」と楽しげに語っていました。また、その後に行われる強化合宿やアメリカ遠征後には「新しい変化球会得したんだよね!」と。レベルが高いところにいけば、彼にとって最高の成長の場になるのです。
話は戻りますが、6月19日。失敗した直後のベンチでの様子は残念ながら私の席からは見えませんでした。でも、6月20日にはブルペンの後ろから石山投手の投球をじっと見守り続けていました。「あーこれで明日登板があったら平気だな」。私が甲斐野投手の初セーブを確信したのはこの瞬間でした。
そして、6月21日を迎えます。ブルペンに入ったのは大体7回くらい。正直顔を見たときは気張りすぎかな大丈夫かなと思いましたが、ブルペン投球を見て綺麗な球筋なのを見て安心。球界を代表する打者である山田選手を三振、同じ東都大学野球リーグ出身の山崎選手に最後は直球を投じ見逃し三振。審判が大きく見逃し三振のモーションをすると、ようやく安心した表情を見せこちらも安心しました。
ここからまだまだ続く長いプロ野球生活。当分は生で甲斐野投手の活躍を見ることはできませんが、応援しています。